手首をタオルで縛られアイスを唇に当てられて…付き合いたてレズビアンカップルのはじめて (ページ 2)

「あっ、え、っ、有紀?」

頬が熱くなる。

近くにいるだけでドキドキする。

加えてボディーソープの香りが鼻腔をくすぐった。

私の家の石鹸だ、有紀が私と同じ匂いになっている。

「ケイは手癖が悪いから、こうしておこうね」

そう言うと、私の手首を重ねて、首にかけていたタオルで軽く縛った。

「えっ、えっ?!な、なに、なにこれ、有紀!?」

初めてで拘束プレイは過激じゃないですか、有紀さん。

「ほら、舐めて」

彼女は口から氷菓子を離すと、私の唇に当てた。

ひんやり冷たいバニラアイス。

「ん……」

おずおずと舌を出して、舐めた。

「可愛い」

予定していたセックスプランががらごろと崩れてゆく。

でも、これもいいかも、なんて。

私はもしかしたら、「される」方が好きなのかもしれない。

コメント (0)

コメントを書く