終業式を終えて、誰もいなくなった教室。私と、幼なじみと2人きりで。 (ページ 3)

「痛っ!!だから、フォローしたでしょ?」

「あれのどこがフォローなのよ!?」

「でも、気持ちよかったでしょ?雅、イッちゃったよね?」

「それはっ・・・」

彰洋は、顔を赤らめてうつむいた私の頬にキスすると、棚にしまってあったドラムスティックを取り出して、クリをつついた。

「あんっ・・・もう、恥ずかしいからやめてよ。」

「なんで?別に恥ずかしくないよ。雅のここ、綺麗だし。」

「あっ・・・ダメ。」

「雅のここ、さっきイッたばっかりなのに、もうこんなに濡れてる。」

ドラムスティックの先端がクリに触れる度に、

「だめ・・・もう・・それ以上されたら・・。私・・・、おかしくなっちゃう。」

「じゃあ、もうやめる?」

「え?」

「今日は、ここで終わりにして帰ろっか?」

そう言うと彰洋は、自分のシャツのボタンをとめ始めた。もうすぐイキそうだった私は、

「あっ・・・彰洋・・あの私・・。」

「何?」

「私、まだ・・」

「まだ、何?」

「意地悪っ!!」

そう言って、そっぽを向いた私の身体を彰洋は後ろからそっと抱きしめた。

「ごめん。ごめん。ちょっと焦らしてみたかったんだよ。俺、本当は、雅の中に入りたくてたまらないんだ。いい?」

「・・・来て。」

彰洋は、背後から私の膣にペニスを挿入すると、そのままキーボードの前に座り、腰を動かし始めた。

「あっ・・・んんっ・やっ・・いっちゃうよ。」

膣の奥まで突き上げられて、思わずキーボードにしがみついた瞬間、電源がONになり、私の胸は鍵盤に触れた。

彰洋が腰を動かす度、私の胸は鍵盤に触れて、不協和音を奏でた。

「雅の演奏、凄くエッチで素敵だね。」

背中にのしかかってきた彰洋が耳元でそう囁いた瞬間、私は昇天した。

校舎を出ると、もう外は薄暗くなっていた。

「遅くなっちゃった。家に電話しとかないと、またお母さんに怒られちゃう。」

「俺、送ってくよ。」

「うん。家で夕飯食べてきなよ。」

「じゃあ、今夜放送されるサッカーの試合も、一緒に観ようぜ。」

「・・こら、調子にのるなー。」

私たちは、ふざけ合いながら学校を後にして、家までの河原の道を2人で歩いた。

-FIN-

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