大好きな幼なじみに肩を揉んでもらっていたら、だんだん手が胸の方に…
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大好きな幼なじみに肩を揉んでもらっていたら、だんだん手が胸の方に… (ページ 1)
わたしと駿は幼なじみだ。
幼稚園の頃に駿の家がうちの隣に引っ越してきてから、わたしたちはずっと一緒に育ってきた。
小さい頃のアルバムには、わたしと同じくらい駿も写っている。
中学も高校も一緒で、大学からは離れてしまったけれど、うちに駿が遊びにきたり、逆にわたしが駿の家へ行くことは変わらずよくあった。
その関係はお互いが社会人になっても変わらなかった。
いつも優しい駿のことがわたしは大好きだった。
幼なじみの駿のことを異性として意識し始めたのは、いつからだったかわからない。
いつかは駿も結婚したりして、この心地よい関係が終わってしまうことが怖かった。
しかし、臆病なわたしは告白することも怖くてできずにいた。
今日もいつものように駿はわたしが一人暮らしをしているアパートにやってきて、わたしの作った夕飯を食べていた。
夕飯の片付けも終わり、わたしがソファに座って自分の肩を揉みほぐしていると、駿も隣に腰を下ろした。
「文、肩こり?」
「そー。なんか最近ひどくって」
「じゃあ俺が揉んでやるよ。俺結構うまいよ」
「いいの?よろしくー」
わたしはソファの下に座り、駿に背中を預けた。
駿の大きな手のひらが、わたしの肩を掴み、凝り固まった筋肉をほぐすように指がぐっと入り込んでくる。
「わ、駿、ほんとに上手」
「かなり凝ってんなー。ごりっごりになってる」
ぐいぐいと強い力で押し込まれる。
あー、人に肩揉みされるのってきもちいいなー。
整体とか通おうかな、でも駿がこんなに上手なら駿にやってもらえばいっかなー。
そんなことを考えながら揉んでもらっていると、駿の手が急に首に触れた。
「!?」
「文、首もすごい凝ってる」
首の後ろ、うなじのあたりを駿の手が行き来する。
「んん……っ」
ぞく、と電気が走るような快感が背筋を駆け抜ける。
どっか痛かった?と心配してくれる駿の問いかけに首を振った。
肩だけならよかったけれど、首はまずい。
性的な感覚を拾ってしまう。
駿の指が柔らかな皮膚に押し込まれるたびに、思わず声が漏れてしまった。
「……文、息荒いね」
「んっ……そ、そう?」
駿は、左手は首に添えたままで、右手はするすると背骨をなぞるように下ろしていった。
腰のあたりまで下りた右手は、触れるか触れないかの微妙な強さで今度は身体の側面を駆け上がる。
腰、脇腹、二の腕、順番に駿の指先に撫でられていく。
最初にうなじを触られたときよりももっとぞくぞくした。
「駿……?」
駿の左手がへそのあたりをくすぐった。
思わず身をよじらせると、両手がするりと服の裾から侵入してきた。
「ちょっ、え……!?」
駿はなにも言わない。
彼の両手は、背後からふたつの膨らみを包み込むようにそっと添えられた。
そして、ゆっくりと優しく揉みしだかれる。
「やあっ!!」
駿の指先が下着のカップの中に入り込んでくる。
敏感な突起を焦らすように、周りを撫でられる。
衣擦れの音と自分の声しか聞こえない静寂な部屋の中に、ごく、と唾を飲み込んだ音が予想以上に響いてしまう。
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