年下の奥手彼氏を童貞だと茶化したら、激しく抱かれてしまいました (ページ 2)

「…やっ、あぅ…そこっ、やだぁ…」

「嫌って言ってる割には気持ちよさそうだけど？」

そう言って口の端を持ち上げながら笑う玲央の表情はひどく妖艶で、普段の彼とは別人のように見えた。初めて見るその表情にどきりと胸が高鳴り、下腹部がきゅんっと疼くような感覚に襲われる。
私の反応を見た彼はさらに笑みを深くして、執拗にクリトリスを責め立ててきた。

「ひゃうっ！あっ、あんっ、やぁ…！」

ぐりっと強く押し潰されて、目の前に火花が飛び散るような錯覚を覚えるほどの衝撃に襲われた。強すぎる快感に耐えきれず腰を浮かせて逃げようとするも、それを察したのかがっちりと押さえつけられてしまう。
逃さないとばかりに体重をかけられてしまえばもうどうすることもできず、ただ与えられる快楽を受け入れるしかなかった。

「ほら、気持ちいいんでしょ？素直になりなよ」

耳元で囁かれる言葉すら今の私にとっては快感を煽る材料にしかならなくて、吐息を感じるだけでぞくぞくとした感覚が背中を走り抜けていく。
いつの間にかショーツは脱がされていて、直接触れてくる指先の感触にも敏感に反応してしまうようになっていた。

くちゅりといやらしい水音を立てながらゆっくりと中に入ってきた指は、浅いところを何度も往復するように抜き差しを繰り返す。もどかしいくらいの緩い刺激に耐えかね、無意識のうちに自分から腰を動かしてしまっていたことに気が付いた時にはもう遅かった。

「腰揺れてるけどそんなに欲しいの？」

くすくすと笑う声に羞恥心を煽られ、一気に顔が熱くなる。それと同時に膣内に入っている指をきゅっと締め付けてしまい、余計に恥ずかしさが増してしまった。

「ちがっ、これは違くて…ひぅっ！？」

否定しようとした矢先、お腹側のざらついた部分をぐっと押され甘い声を漏らしてしまった。その反応を見逃さなかったらしい彼は同じ場所を重点的に責め始め、同時にクリトリスを口に含んで舌先で転がし始めた。

あまりの強い快感に目の前がチカチカするような感覚に襲われ、一瞬意識が飛びかける。しかしそれも束の間のことで、すぐに次の波が押し寄せてきて強制的に覚醒させられた。
休む間もなく与えられる強烈な快感に頭の中はもうぐちゃぐちゃで、自分が何を口走っているのかもよくわからない状態だった。

「やらぁっ、もうイきたいっ…！お願いだからイカせてぇっ！」

限界を訴えるように叫ぶと、それに応えるように指が動き始める。ぐちゅぐちゅと音を立てて掻き回され、クリトリスを思い切り吸い上げられた瞬間頭の中が真っ白になった。
今まで感じたことのないような強い絶頂感に全身が痙攣し、声にならない悲鳴を上げた。だらしなく開いた口からは唾液が流れ落ち、気付けばシーツに大きな染みを作ってしまっていた。

余韻に浸っている間もずっと軽く達している状態で、なかなか降りてこられない状態だ。そんな私の様子を満足げに見下ろしていた怜央だったが、ふと何かを思い出したように口を開く。