ナイトプールにやってきた私。ナンパから助けてくれた絶倫お兄さんに甘く口説かれ愛される。 (ページ 2)

「あの、助けてくれてありがとうございました…!」

頭を下げる私に、私を助けてくれたお兄さんは「いいのいいの、気にしないで」と両手を横にひらひらと振った。

「こういうとこ来るのって基本遊び慣れてる子だからさ。珍しいんだよね、君みたいな居心地悪そーにしてる子。だから、何だかほっとけなくて」

「やっぱり、そうですよね…」

それから私は、ここには友人に連れられてきたことと、その友人に置いて行かれてしまって、もうホテルの部屋に帰ろうとしていたことを話した。

「ふーん。じゃあ今暇なんだぁ…そっか」

お兄さんの声音がワントーン落ちる。

「…そういうことはさ、知らない男にあんまりほいほい話すもんじゃないよ」

「え?」

いつの間にか、背後から回されたお兄さんの腕が、私の腰を抱き寄せていた。

「…俺さ、本当は君のこと助けたんじゃなくて、横取りしに行っただけだから」

無防備だった耳元にふっと息がかかる。今にも頬と頬が触れそうなほど近い距離に、お兄さんの顔があった。

密着した背中から、お兄さんの体温が伝わってくる。

私の頬が、たちまち赤く上気していくのが手に取るように分かった。

「あの、これって、どういう…」

「んー?口説いてるんだよ、君のこと。お兄さんとあそぼ?って」

腰に回された手のひらが、お腹のあたりを滑るように動く。

慣れないくすぐったさに、思わず身をよじりたくなるのを下唇を柔く噛んで耐えた。

私からの返答がないことに痺れを切らしたのか、今度は上の方…胸元へと手が伸びてきて、ビキニの下へと入り込んでくる。

下の方から持ち上げてみたり、たぷたぷと揺らしてみたり。かと思えば、包み込むように優しく触れるだけだったり。

敏感な部分を避けて、焦らすようにじっくりと胸を揉みほぐされた。

ほとんど外れてしまっているのと大差ない水着の下で、歳のわりには大きく膨らんだ双丘が、お兄さんの大きな手に弄ばれてどんどん形を変えていく。

「っや、だめ…、人、いっぱいいるのに…っ」

「声かーわい。ねえ、どうせこのまま帰っちゃうなら俺の部屋おいでよ」

「でも、私…っぁ!」

こういう経験なくって…と続けようとしたけれど、その先が言葉になることはなかった。

いつの間にかつんと立っていた突起を摘ままれて、耐えきれずに声が零れる。

「どうしても嫌って言うなら無理にとは言わないけど。人がいーっぱいいるところで、こんなに顔真っ赤にして。さっきみたいな人たちに襲われちゃうかも…ね?」

乳首の周りをくるくると指でなぞりながら、耳元でそんなことを言ってくる。

急速に湧き上がる甘やかな背徳感に、お腹の奥深くがきゅんきゅんと疼いて仕方がない。

「どうする?俺と一緒に来てくれる?」

考えるよりも先に、私は首を縦に振っていた。

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