身長差40cm、壊れ物のように私を抱く彼。でも、もっと雄の顔が見たくて。 (ページ 2)

悩みに悩んだデート当日。緊張で心臓がドキドキした。
彼好みの甘めな色合いのトップスに、今日は大胆に太腿が見えるほどのスリットの入った、
ミニスカートとロングスカートが組み合わさったようなレイヤード風スカート。

いつもはこんな大胆に足を見せるスタイルはあんまりしない。恥ずかしいし。

でも、今日の私は一味違うのだ。

待ち合わせにきた雄大くんは私のことを見て目を見開いて固まってる。よし、つかみはイイ感じ!

雄大の反応に期待値をあげながら彼に腕をからませる。ふにり。秘儀おっぱい押し付け。
150cmしか身長は伸びなかったけど胸はそこそこある。

いつもより胸を覆う布面積が少ないブラジャーを着けているから、きっと彼の筋肉質な腕には私のおっぱいの感触が伝わっているはず。
ちらっと様子を伺うと案の定、彼は耳まで真っ赤になってた。

(真っ赤になっちゃって、可愛いなー雄大くん)

身体は大きいのに、反応が可愛くてつい意地悪したくなっちゃう。
私は悪戯心に誘われて、雄大くんの腕を軽く引いた。

「あのね、雄大くん」

「なーに?」

「私、今日…エッチな下着きてるんだ」

「…へ?」

「たくさん歩いたら、脱げちゃうかも」

言葉にならない音が雄大くんの口から漏れてる。驚いて見開かれた目が私の全身を舐めまわし、ずんずんと路地裏に引っ張られていく。
人気の少ない路地の隙間で顔を真っ赤にした雄大くんが「マジで言ってるの?」って聞いてくるから
私はスカートのスリットから足を出し、チラリと下着の一端を見せた。

「紐ッ…」

雄大くんがぼそっと呟くと同時に手を引かれる。
大通りから路地裏を突き抜けると、そこにあるのはラブホ街で。
私は引っ張られるがままラブホの中に入っていった。

鍵を持って、エレベーターに乗ると同時に大きな身体にぐいっと壁際に寄せられた。

「…見せて」

「こ、ここで?」

「うん」

彼の珍しいおねだりにドキドキしてさっきよりスカートの部分を捲し上げる。
赤い紐の結び目と、透けているレース部分が雄大くんの目に映る。ごくり、彼の逞しい喉が動いた。

私は嬉しくなって、それだけでちょっと下着がじわりと湿ってしまった。

部屋にはいると直ぐ、雄大くんは私を抱きかかえるとキスをしてきた。
こんなに性急なキスは初めてで、大きな唇に窒息しそうになる。

唇を甘噛みする優しいキスじゃなく、無理やりに舌がねじ込まれるようなキスは私の口の中を雄大くんの舌でいっぱいにし、飲み込み切れない唾液でべちゃべちゃになった。

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