心配性で嫉妬深い彼に玩具で責められ、快感に溺れていってしまう夜

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心配性で嫉妬深い彼に玩具で責められ、快感に溺れていってしまう夜 (ページ 1)

「た、ただいまー…」

すっかり夜も更け、日付も変わってしまった。

近所迷惑にならないように静かに帰宅し、私は恐る恐るアパートのドアを閉めた。
家の中は玄関の明かりだけが点いていて、廊下の向こうにある、ドア越しにぼんやりと見えるリビングは真っ暗だった。

同棲している彼、冬は先に寝てしまったのだろう。
ちゃんと会社の飲みに行くことは伝えてあるし、やましいことなんて少しもない――はずなのに、どうして冬が寝ていることにほっとしてしまうのだろう。

お酒だって飲みすぎないようにきちんと気をつけた。終電に間に合うようにちゃんと帰ってきた。
それに、会社の飲みに行ってもいいかとお伺いを立てたとき、うなずいてくれたのはほかでもない冬なのだ。

私ったら何をそんなに気にしているんだろう、そう思って首を緩く振り、玄関に腰かけてパンプスを脱ぐ。
そうして息を吐き出すのと同時に立ち上がったとき、夜中だというのも忘れて大声を上げそうになってしまった。

「…おかえり、千夏」
「冬…! た、ただいま…! 起こしちゃった? ごめんね」

そう言うと、いつの間にやってきたのだろう冬は「大丈夫」と静かに口にした。

声色からも表情からも、感情が読めない。
それを寝起きのせいだと思いたいのに、そう思えないだけの理由もあって私は変に緊張してしまう。

冬はゆっくりと私の腕を引いた。そうしてすっぽりと腕の中に閉じ込められてしまう。

「千夏がちゃんと帰ってくるか心配で心配で…眠れなくて」

冬は、少し――そうほんの少し、心配性すぎるというか、私に対する執着心が強すぎるのだ。
ぎゅっと抱きしめる力の強さに私は小さく息を呑んだ。

*****

「やっ、やぁあっ……! あっ、あぁっ」

ランプの明かりだけが灯されたほの暗い寝室に、無機質な機械音が鳴り響く。
それをかき消すかのように私はひっきりなしに喘ぎ声を漏らしてしまう。
どうにかして声を抑えたいのに、自分の意思ではもうどうしようもないくらい快感に溺れていた。

冬は何も言わず――ただ興奮したような色を瞳に浮かべて私を見つめている。

あれから、帰りを出迎えてくれた冬に寝室まで連れていかれた。怒っている様子はない…と思うけれど有無を言わせない妙な迫力があった。

ベッドに転がされて、そうしていつもよりどこかしつこいねっとりとした愛撫をされて――そのまま冬に抱かれるのだと思っていたら、普段はほとんど使わない玩具を秘部に埋め込まれた。

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