初めてのハプニングバーで刺激的すぎる時間を過ごして快楽に溺れる (ページ 2)

「ちょっとドキドキするな」

と百合亜が素直に気持ちを吐く。

「大丈夫だよ、いきなり怖いこととかするような場所じゃないから」

「うん、透も一緒だしね」

「そうそう、じゃ、行ってみようか」

そう言うと店の前のインターホンを鳴らす。

そこはドアに小さなプレートがありそこに控えめに店名は書いてあるが目立つような看板はない。

雑居ビルの小さな一角の入り口にしか見えない。

インターホンから男の人の声で会員カードの提示を求め透がカードを見せるとドアの鍵がカチリと開く音がした。

そしていよいよそのドアを開くと中は薄暗い通路になっていた。

足元からLEDの灯りが控えめに照らし歩く場所はちゃんとわかる。

そのまま透と腕を組みながら入って行くと店のフロアに出た。

そこは少し広めのカウンターと壁沿いにゆったり座れるソファがあり中央には何やら金網の張り巡らされた大きな鳥籠のようなものがある。

鳥籠の中にSMで使う拘束具のようなものもあるように見える。

店員に案内され奥にはプレイルームがあるとかあちらはギャラリーのスペースですとか色々説明を受けたけど何より気になったのは半裸に近い格好の若い男女から妙齢の男女、単独らしき男性もいる。

中にはセクシーなナースやチャイナドレスのコスチュームやスケスケのベビードールを着ている人もいる。

きちんと服を着込んでる方がなんだか落ち着かない気持ちになる。

透がとりあえずとカウンターに誘う。

カウンターの席に座ると店の中をぐるっと見渡しやすい。

SMの道具らしきものや1人エッチでよくお世話になっているバイブやディルドなど見慣れたものとかもさりげなく飾られていた。

「とりあえず何か飲もう」

「うん、そうだね、なんかやっぱりちょっと緊張して喉がカラカラだわ」

そうしてそれぞれカクテルやサワーを頼んで飲んだり周りの人たちの動向を伺ってると何やら奥の方からは色っぽい声が漏れてくるのが聞こえた。

すごく気になって小さな声で

「ねえねえ、あっちの部屋って…」

「ん?あぁ、誰かが楽しんでるみたいだね。ちょっと覗いてみる?あっちは覗き部屋だから何をしてるか見えるよ。」

「う、うん!行く!」

カウンターの席から降りて奥のスペースに行くとガラスが張り巡らされた部屋があった。

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