年上男性のねっとりセックスが私の体を敏感にし、いつでも簡単に発情し困る私

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年上男性のねっとりセックスが私の体を敏感にし、いつでも簡単に発情し困る私 (ページ 1)

保奈美は三十歳になったばかりの会社員だ。大学を出て、今の広告会社に入社しキャリアを積んできた。営業で外回りも多いが、単調な仕事が苦手な保奈美には合っているのだろう。

 周りの友人は三十歳目前で次々と結婚をしたが、保奈美は結婚願望があまりなく一人暮らしの今の生活を満喫していた。

 保奈美には付き合って一年の彼がいる。バツイチの三十九歳、拓海だ。二人は行きつけの居酒屋のマスターの紹介で出会い、すぐに意気投合して付き合いが始まった。

 保奈美にとってバツイチの拓海は一緒にいてとても楽だ。結婚へのプレッシャーもなく、年上の包容力にどっぷり甘えることができる。

 電子機器メーカーの拓海の仕事も忙しく、休みの日は家で一日中ゴロゴロしているので、浮気の心配もない。

 何より、勃起力が弱くなったと嘆く拓海なので、風俗にすら行く気配もなかった。

 そんな拓海は、毎回たっぷり時間をかけて保奈美を抱く。勃ちが悪いからだと言うけれど、たっぷり前戯で焦らされる保奈美は不満を感じたことはない。

 中折れをしたこともないし、薬も飲んでいない拓海とのセックスに何も問題はないし、毎回満たされている。

 そして、保奈美の体はそんな拓海によってかなり敏感に開発されていた。初めて二人が体を重ねた夜、保奈美は獣のように喘ぐ自分に驚いた。

 まるでペニスを飲み込んだかのように膣をひくひくさせながら、気持ちいいとよがり狂っていたのだ。

 だから、拓海のキスだけであそこがじゅわっと濡れ出し、じっとしていられなくなる。

 拓海も保奈美もサービス業なので平日の休みが多い。かといって出かけることはほとんどなく、拓海の部屋で二人でまったり過ごすことが多い。

 気が付けば何時間も裸で過ごしていたり、二人で笑いあう穏やかな時間が保奈美には最高に幸せな時間なのだ。

*****

 ジャケットを着たまま外回りをしても気持ちの良い十一月のある水曜日、拓海が休みで保奈美は仕事だった。

 昨夜、拓海の家に泊まったので、そのまま出勤だ。

 先週、上司と初めてバスで訪れた取引先へ保奈美が一人で行く予定。時間は三十分ほどだが、渋滞にはまると倍の時間がかかる。

 拓海が家でごろごろしているので、保奈美はバスに乗ると早速メッセージを送った。

「バスの乗客はなんと二人だよ」

「スーツのイケメン?」

「違うよ。おばあさん」

「安心した。昨日の保奈美のエロさが出てたら大変だから」

「変なこと言わないで」

 そんなやり取りだけで保奈美はほんの少し汗ばんでいた。昨夜も拓海は保奈美を何度も絶頂へ導いていたからだ。

「バスが結構揺れるから、眠気は大丈夫かも」

「揺れるの?バイブみたいな振動?」

「もう!ダメ!」

 拓海のメッセージを読むと、保奈美は本当にそんな気になる。バスが跳ねる感覚がお尻に伝わり、その振動がクリトリスまで伝染するような感覚。

 拓海にさんざん舐められた余韻が残っているのだろうか。舌先でツンツンとクリトリスを刺激されずっぽりと指を入れられたあの感覚が、バスの中で蘇りそうなほど鮮明に思い出された。

 保奈美は太ももに手を置き、指先を遊ばせた。スカートの中に入れたいのに出来ない状況が、拓海に焦らされているようでたまらない。

 保奈美は深く深呼吸をし、目を閉じた。

 濡れている。今、拓海に苛められたら最高に気持ちよくなれそうだ。膝小僧を触り、三センチほど太ももへ指を這わせた。

 バスが揺れる。振動でさらに敏感になっている。もう、どうしよう…。

「もうすぐ着くの?」

 拓海からのメッセージだ。

「あと五分ほどだと思う」

「気をつけて」

「ありがとう」

 バスの運転手の横顔がミラーに映っていた。保奈美はぎゅっと拳を握りしめ、なんとか興奮を沈めた。

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