彼と久しぶりのデート。ぎゅうぎゅう詰めの電車で移動していると、彼が…

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彼と久しぶりのデート。ぎゅうぎゅう詰めの電車で移動していると、彼が… (ページ 1)

「デートなんて久しぶりだな、律香」

「うん、すっごい楽しみだね!」

大学のゼミで知り合った誠二とは、付き合いはじめて今日で一年になる。

お互いバイトや就職活動で忙しくて、遠出のデートなんて本当に久しぶりだ。

電車の乗り継ぎもおすすめスポットもしっかり調べてきたし、大丈夫。

そう思いながら、るんるん気分で電車に乗った。

なのに…。

「律香、大丈夫か?」

「う、うん…平気」

電車の中は異常なほど混んでいて、ぎゅうぎゅう詰め。

まるで通勤ラッシュみたい。

私たちは壁の方に追いやられ、ほとんど身動きの取れない状態で突っ立っているしかなかった。

お喋りを楽しめる雰囲気でもなく、私は窓の外に視線を向けた。

ぼんやりしていた時、ふとお尻に違和感を感じた。

「んっ…」

ゆっくりと、スカート越しにお尻を撫でられる。

驚いて背後を見ると、誠二がいたずらっ子みたいな顔で意地悪く微笑んでいた。

「ちょっと、誠二…」

「シー。静かにしてないとバレるぞ?」

誠二は私の耳元でそう囁くと、スカートの中にそっと手を入れた。

ビク、と腰が跳ね上がり、思わず口元を手で塞ぐ。

すぐ近くに人がいるのに、もしバレたらどうするつもり?

そう思いながら、一体どんないやらしいことをしてくれるんだろうって、期待してしまっている自分もいた。

「んっ…」

パンティ越しに、優しくお尻を撫でられる。

まるで焦らすように下着とお尻の境界線をなぞり、それからゆっくりと、下着の中に指を入れる。

あそこをゆっくりと刺激されて、次第にクチュクチュといやらしい音が、ガタンゴトンという音の合間に、耳に届く。

「んんっ…」

愛液がどんどん溢れてくる。

これじゃ、この状況を悦んでいると言っているようなものだ。

その時、不意に冷たいものがあそこに触れた。

「ふあっ!?」

思わず漏れた声は、幸いにも車掌のアナウンスで遮られた。

硬い、無機質なものが、私の中に入ってくる。

心臓がバクバクと煩くて、どうしようってパニックになる。

誠二の腕を掴んでやめさせようとしたけれど、彼は止まらない。

そしてとうとう、その何かは完全に私の中に入ってしまったのだ。

耳元で、彼が小さく笑った気配がした。

その直後、私の中に入ったそれが、微弱に振動を始めた。

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