高嶺の花と呼ばれている私だけれど、恋人の前では雌犬になっちゃいます (ページ 3)

「ああ、いい子だ。ベッドの上に上がるのを許可しよう」

「わんっ」

遼平の許可が出ると、朱音はベッドの上に乗って尻を高く上げるような体勢になる。

「くぅん…」

そして、その尻をフリフリと振りながら媚びるような声で鳴いた。

「ふっ…本当に可愛いな君は」

遼平はそう言って笑うと、彼女の秘所へと指を伸ばした。

「あぁっ…」

愛しい人の指先が触れたことで、朱音は歓喜の声を上げる。

遼平は朱音の膣内を探るようにゆっくりと動かしていった。

「あ…あ…あっ…んっ…」

「ああ、君はいい声で鳴な」

遼平が弱いところを責め立てると、朱音はビクビクっと体を跳ねさせる。

「ん…わんっ」

快楽に浸りながらも犬の鳴き真似を続ければ、遼平は楽しそうな笑みを浮かべた。

「こんなに濡らして、そんなに僕に触られるのが好きか」

「わんっ、わんっ」

「ふふ、それなら望み通りご褒美あげないとね」

遼平はそう言うと朱音の体を仰向けに寝かせてる。

これから何をされるのか察した朱音が期待に満ちた表情を見せて、両足を大きく開いて秘所を晒すような体勢を取った。

「よしよし、いい子だ」

「わふっ」

遼平は朱音の頭を撫でてから、既に十分すぎるほど潤っているそこへと己の剛直を突き入れた。

「あんっ…!」

待ち望んでいた刺激を与えられ、朱音の口から甲高い声が上がる。

「はは、凄いな。君の中がうねうね絡みついてくる」

「あぅっ、んふぅ…はぁんっ」

遼平が腰を動かすたびに朱音の体は悦んで震え、その度に甘い声が漏れる。

「ん、ふぅっ…あぁっ、あぅんっ」

「気持ち良いかい?」

「わ、わんっ!」

朱音の返事に気をよくした遼平は更に激しく動き出す。

結合部からは淫靡な水音が響き、肌がぶつかり合う乾いた音と混ざり合った。

「あ、あ、だめぇ…もうイっちゃう…イッちゃいます…っ」

犬の真似を忘れて素に戻ってしまった朱音だが、遼平は特に咎めることはしなかった。

「ああ、一緒にいこう」

遼平がラススパートをかけると、朱音もそれに応えるかのように締め付けを強くする。

「あ、イクっ!…んんーっ!」

「くっ…!」

絶頂を迎えると同時に、朱音の子宮に向かって大量の精液が注ぎ込まれた。

「はぁ…はぁ…」

しばらく繋がったまま余韻を楽しんだ後、二人はようやく離れる。

「朱音さん、好きだよ」

「私もです」

遼平は朱音の頬にキスをして、彼女を抱き寄せた。

朱音は幸せそうに目を細め、彼の胸に顔を埋める。

(ああ、なんて幸せなんだろう…)

愛する人にありのままの自分を求められる喜びを噛みしめながら、彼女は静かに眠りについたのだった。

-FIN-

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