高嶺の花と呼ばれている私だけれど、恋人の前では雌犬になっちゃいます (ページ 2)

「こっちへおいで」

歩き出す遼平に四つん這いのままついていく朱音。

部屋の中に置かれたキングサイズのベッドまでやってくると、彼はそこに腰掛けた。

朱音は遼平の前に立つと、その脚の間に体を入れ込むようにして座り込んだ。

「まずは、お手」

「わんっ」

遼平の命令に従って、朱音は彼の膝に手を置く。

「おかわり」

「わんっ」

「伏せ」

「わんっ」

「おすわり」

「わぉーん！」

彼の指示通りに動くたびに、朱音の体はどんどん熱くなっていく。

「よしよし、よくできました」

「きゃうんっ」

遼平に優しく抱き寄せられると、朱音は甘い声を上げて体を震わせた。

しかし、それだけでは満足できず、彼の股間に顔を埋めてズボン越しに鼻を押し付けるようにして匂いを嗅ぐ。

「くぅん…」

「どうしたんだい？そんなに僕のここが好きなのか？」

「わん！」

好き好き大好きという気持ちを込めて吠える朱音。

遼平はそんな彼女に優しく微笑むと、前を寛げて男性器を取り出した。

「ほら、好きなだけ舐めていいぞ」

「わふっ」

朱音は躊躇することなくそれにしゃぶりついた。

「んぶっ…じゅるるっ…れろっ…はぁっ…あふっ…」

口の中に広がる雄の味。それをもっと味わいたくて夢中で吸い付く。

「そうだ、上手だね」

「んっ…ちゅぱっ、んふぅ…」

遼平の言葉一つで心を満たしながら、朱音は一心不乱に奉仕を続ける。

やがて絶頂が近づきつつあるのか、遼平の呼吸が荒くなり始めた。

「そろそろ出るよ…全部飲むんだぞ？」

「んっ…」

その言葉を了承するように朱音は喉の奥深くにまで迎え入れる。

（出して、早く出して！）

「っく…！」

どくんと脈打つ肉棒から熱い精液が放たれる。

「んぶっ！…ん、ごくっ…」

朱音はそれを涙目になりながらも必死に受け止め、口の中に出されたものを少しずつ飲み込んでいく。

「…ん、はぁ…」

「ちゃんと飲めたかい？」

「わんっ」

尿道に残った分までしっかりと吸ってから口を離すと、朱音は元気良く返事をした。