異世界で王女に転生した私はイケメン達に囲まれ、一生分の精子を中出しされちゃう… (ページ 5)
ある晴れた日の朝のこと。
羽のように透ける布を巻くだけの衣装を着せられ、女王に会いに行った。
ついに結婚飛行の日がやってきたのだ。
女王の部屋はどんなに豪華なところなのかと期待していたら、部屋中にふわふわのマットが敷き詰められた薄暗く温かい質素な部屋で、足許に生まれたばかりの卵たちが散乱している。
侍女たちが、ふるふると脈打つ柔らかく透明な卵たちを次々とおくるみに包んで孵化室へと運んでいく。
「ルカ、美しい女王に育って嬉しいわ。可愛い卵たちをたくさん産んで新しいコロニーを作るのよ」
「ありがとう」
女王にいとまを告げ、コロニーの中庭に出た。
侍女たちに見守られながら、羽を拡げ、何度かの羽ばたきのあと、羽は小刻みに震えるように勝手に動くようになり、ふわりと体が浮いた。
風が凪いでいるところを探し、そこに留まると、追ってきたメイルたちに取り囲まれる。
トウマの姿はない。
飛行できる時間には限りがあるし、その間に一生分の精子を受精嚢に貯めなければならない。
しょうがないので、最初に目が合ったメイルを誘おうとしたところで、トウマが空に昇ってきた。
距離を縮め、抱き合って、喰い合うようなキスをする。
全身が燃えるように熱くなって、欲望に支配され、身体の奥がすぐにでもイきそうなくらいに収縮し、とろりとした愛液が滴り落ちる。
「トウマ、もう待てない。早く!」
すぐに繋がりたくて、身体に巻いた布を引き剥がし、羽を高く上げて誘うと、後ろから胸をぎゅっと掴まれ、太く硬いペニスを挿入される。
「ああっ…トウマ…好き…あっ…気持ちいい…」
指先で乳首を転がされながら、中の感じるところを擦り上げられ、身体が溶けそうなくらいの快感に翻弄される。
「ああっ…イくっ…あぁああああっ…」
身体の中で快楽が弾け飛び、あそこが意志を持った生き物のようにトウマのペニスに絡みつく。
「ルカと、ずっとこうしたくて気が狂いそうだった」
トウマは、私の正面に回ると、脚を肩に掛けるようにして、ぎゅっと背中を抱きながら腰を打ちつけてくる。
「あっ…あっ…あっ…だめっ…イくぅ…あぁあああっ…」
奥まで抉るようにペニスを突き立てられ、身動きのできない状態で、絶頂感に絡めとられ、全身がガクガクと痙攣する。
「ルカ…だめだ、もうイくっ…」
はち切れそうに膨れ上がったペニスを激しく抜き差しされて、奥を突かれる度に快楽が目の裏で爆ぜる。
「ルカ…孕めっ…うぅっ…全部受け止めて…」
勢いよく迸る精液とは裏腹に、生気を失っていくトウマの身体を抱いてコロニーの上空まで戻り、柔らかな灌木の上でそっと手を放す。
追いかけてきたメイルに抱きつかれ、私は腕の中でゆっくりと身体を回す。
激しくキスを交わしながら身体を開き、生きとし生けるものの哀しみと悦びに身を委ねる。
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