仕事の慰安旅行で行った先には元アイドルがいて、彼がいると知らずに露天風呂に入った私は (ページ 3)

　私の胸をふかふかと叩くように揉む理人。

「あっ」

　そんな刺激でも私は思わず声を出してしまう。

　一方の彼は時折、私のお尻に彼の息子をなすりつけ、その存在をアピールしてくる。お尻の穴に時々、彼の先端が当たり、私はきゅっとお尻に力を入れた。

　お風呂の中のため体温が上がっているので、私は感じやすくなっていた。柔らかい胸の刺激と硬いお尻の刺激、両方から責められ、喘いだ。

「あっ、ぁっ、ん、」

　胸は先端に刺激が与えられるたびに硬く尖っていく。まるで彼の陰茎のように。

　私の喘ぎ声が彼の息子を更に大きくする。呼応している。

「もっと！　もっとあなたの声をください！」

　彼が叫ぶ。『あなた』では味気ない。私は叫ぶ。

「美由紀っ！」

「え？」

「美由紀って呼んで！」

　喘ぎながら私は自分の名前を彼に教えた。

「美由紀さんっ！」

「理人！」

　お尻にペニスを沿わせて上下に動かす。私たちはそれだけで繋がった気になった。

　ペニスの亀頭部分がお尻の穴に擦れるのが気持ちいい。

「もっと、それ、してぇ…」

　彼にねだった。彼は従順になって、私の言うことを聞き、菊門中心に円を描くように亀頭をなすりつけてくれた。

「あん！　あっ」

「僕もいいです、美由紀さん」

　スリスリと擦りつけるが、動きが単調になってきた。彼もそれを察したのか、

「もう、いれてもいいですか？」

　私は何度も頷いた。

　私は石に手をつき直し、後ろ向きで彼を待つ。

　彼はすっかり硬くなった陰茎を私の愛蜜に溢れた壺へ導く。私は頭を彼の方へ向けながら、

「早く入れてぇ……」

　と、うっとりとした声を出してしまった。

「その声エロいです」

　彼が耳元で囁く。その吐息が耳に当たり、私は敏感に反応した。

　彼はゆっくりと私の蜜壺に挿入をする。彼を感じてかあっと体が熱くなるのを感じる。

「ん、んっ」

　意外と大きい彼を受け止めながら、完全に収まった。ぎゅっと下に力を入れると、彼がびくっと震える。

　少し彼をいじめたくなったが、彼が対抗心を燃やしたらしく、腰のピストン運動を開始する。

　パン！　と肌と肌がぶつかり合う音が生々しく聞こえる。彼が動く度に温泉の湯がじゃぶじゃぶと荒ぶっている。

「はぁん！　あぁ！」

　私の声は露天風呂の上空に紛れて行った。

　ピストン運動が速まる。

　彼の大きなペニスが私のナカをさすっていく。その気持ち良さに私は遠慮なく声を上げる。

　私は図々しいので、こういうときは全力で楽しむ性質なのだ。

「はっ、はっ、美由紀さん、そろそろ出しますッ！」

「はあ、わたしもっ」

　私たちは仲良く達した。

　彼はずるりと私のナカからペニスを取り出す。先ほどフィニッシュしたばかりなのに、彼のモノはまだまだ元気でもう一戦いけそうだった。

「あの、もう一回しませんか？」

　私はすっかり彼に心と体を許していたので、オッケーをした。

　しかし、もう一回どころではなかった。彼は絶倫だったのだ！

「もうゆるして…」

　私はとうとう許し乞いをした。

　彼との交わりが5回目になった頃、私は意識が持って行かれそうになっている。彼は私を優しく抱いた。

　優しく抱いておいて、腰の動きは激しい。私は何度目か分からない絶頂を迎えようとしていた。

「あっ、あっ、ああああああああああ」

　ぐったりと体を彼に預けた。