3桁達成間近のヤリチンのセフレがドSに変身!拘束プレイで極限までイかされて…
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3桁達成間近のヤリチンのセフレがドSに変身!拘束プレイで極限までイかされて… (ページ 1)
「哲也、久しぶり!スーツなんか着ちゃってどうしたの?」
「お堅いとこの取材に同行しただけ」
ここのところ忙しかった仕事がやっと一段落したので、学生時代からのセフレである哲也と会う約束をした。
待ち合わせ場所のバーのカウンターに現れた哲也は、ツンツンした茶髪と、目尻の笑い皺に思いのほかスーツが似合っていて、モテるのも無理はないな、と今更ながらに思ってしまう。
「最近どうよ?ヤれてる?」
開口一番にそれか、と自分の言葉に自分で突っ込んでみたけど、哲也だからまあいいか。
「どうもこうも仕事でそれどころじゃないし、グダる女ばっかりだし…ヤれてない」
グダるというのは、いろいろと理由をつけてエッチさせない拒否行動のことらしい。
「3桁達成した?」
「馬鹿、そう簡単に達成できるかよ」
哲也は大学のゼミ仲間で、その頃からヤリチンのチャラ男だった。
バイトばかりしていて、ほとんど大学に来ておらず、あらゆる講義のノートをコピーさせてくれと泣きつかれた。
私は真面目な学生だったので、大学に在籍していながら授業に出ないなどという、非効率なことをする学生が一体何を考えているのかわからなかったけど、あまりに自分とかけ離れていたせいで、逆に興味が湧いた。
それに、エッチには人並みに、いや人並み以上に興味があったにも関わらず、コミュ障気味だった私にとって、哲也は願ってもない相手だった。
ノートをコピーさせてあげる交換条件に、哲也に初体験の相手になってもらい、それ以来関係を続けている。
私の尽力により、ほとんどの単位は取れたものの、卒論が書けずに哲也は留年し、私より1年遅れてバイト先の編集プロダクションに就職した。
「いい子いた、最近?」
「ドMの子にあたって、けっこう楽しかったかな」
「何それ?どういうことすんの?」
「拘束とか、おもちゃ責めとか、恥ずかしいこと無理に言わせたり。めちゃくちゃイきまくってエロかった」
「それいつの話?」
「え?…ああ…忘れた。最近仕事も忙しくて」
哲也とセフレになって以来、哲也がヤった女の数を記録するようになった。
哲也と私の関係は、セフレというより男の友達同士に近く、女扱いされないところが心地よい。
でも、本当のところは、哲也が寝た数多くの女の中のひとりでしかないという存在感の薄さが良かった。
これといった取柄もなく、夫を束縛することにしか興味のない母に育てられたので、彼氏を作ることにも結婚にも興味がなく、私には、3桁達成を目指すセフレぐらいがちょうどいい。
「茜もさー、いいかげん彼氏作れよ」
「そんな面倒なもんいらない」
同期にちょっといいなと思う人がいたのだけれど、告られそうな雰囲気になってきたので一目散に逃げた。
私のことが好きなんて、妥協の結果なのだろうと思ってしまったからだ。
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