年下の元カレが泊まりに来てお風呂場のおもちゃが見つかってしまった私 (ページ 3)

「あったけえ」

「ちょっと、本格的に和まないでよ」

 私は大樹に後ろから抱かれるように風呂に入っている。ただ、お尻に大樹の大きくなったペニスが当たっている。

 私は体勢を変え大樹と向き合う。そして向き合うようにすると、彼と唇を合わせる。大樹の唇は少しカサカサしていた。

「んっ、ふっ」

 大樹が動き、私のお尻を持ち上げて、自分のものを埋めるように下ろす。いきなり質量を感じて私は目をぎゅっと瞑る。

 じゃぶっじゃぶっ。

 風呂の湯が掻きまわされる。私たちの卑猥な音は湯の中で聞こえない。

 湯の中ではあまり自由に動けないけど、体が温まりながらできるお風呂セックスもいいなと思った。

「あっ、ああっ!」

「いいよ、紗季!」

 2人で高みを目指して、腰を振り続ける。彼の頭部分が私のナカで擦れ、甘い痺れを感じている。

「はあ、っつ! あっ」

 じゃぶっじゃぶっ。

「いくぞ、紗季」

 大樹は限界のペニスを抜いて風呂の中に放った。私はぐったりと風呂の縁に体重をかける。

「やっぱ紗季とのセックスが好きだな」

 にっと笑うのを見て、私はこの笑顔に勝てないんだよなと思いながら、胸に軽くパンチをした。

 人間性は終わってるけど、何故かセックスは優しい彼のことを私はまだ好きなのかもしれない。

-FIN-

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