ビッチな私を溺愛するハイスぺ変態彼氏に、淫らな本性を暴かれるハプニングバーの夜 (ページ 4)
「美緒、あれ、持ってきた?」
「うん」
「じゃあ、挿れてきて。それからリモコンちょうだい」
樹の両親と会席料理の店で食事をしたあと、通販で送られてきたリモコンバイブを挿入してくるように指示された。
歳より若く見えるエレガントな感じのお母さんと、樹をそのまま老けさせたみたいなお父さんには、値踏みされているようで、ものすごく緊張したけど、私が平凡な事務仕事をしていると言ったあたりから、少しリラックスした雰囲気になり、嫌われはしなかったようでほっとしていた。
バイブはそれほど大きいものではなく、難なく挿入はできたけど、歩く振動で膣内が刺激され、変な歩き方になってしまう。
「ね、これからどこ行くの?」
「教えない」
樹の腕にしがみついて、腰を支えられて店を出る。
夜のまだ早い時間の人通りの多いところで、突然バイブが振動を始める。
「あっ…いやっ…やめてってば…」
立ち止まって振動に耐えていると、さらに強い振動に刺激され、脚に力が入らなくなる。
「ひゃあんっ…無理ぃっ…あっ…だめっ…イくぅ…んああっ…」
その場にしゃがみこんでイってしまい、バイブの振動が止まる。
「すぐそこだから、もうちょっとがんばって」
樹に抱き起こされて、緩い坂を上がり、狭い路地の入り組んだラブホテル街に入り、看板のない分厚いドアの前で樹が電話をかけると、内側のロックが外される。
そこは、会員制のハプニングバーらしく、樹が会員証を提示すると、バーカウンターに案内される。
ドリンクをオーダーしたところで、またバイブが弱く振動し始める。
「ああっ…だめっ…」
樹の股間に手を伸ばし、既に硬く勃起している樹のペニスをスラックスの上から撫でる。
ひとりの男が私の横に座る。
「美緒ちゃん?目隠し取ると本当に可愛いね」
「なんで私の名前を知っているの?」
男は私の質問には答えずに、私の太腿を撫でる。
バイブの振動が止まる。
「店の掲示板に、動画を投稿したんだ。今日来店するって」
「どういうことなの?」
「美緒はこれから、この人に貸し出されるんだよ」
樹の言うことが理解できない。
「だって、初めて会ったときも、他の男とセックスしてイキまくるところを見せてくれたよね。そういう子じゃないと、だめなんだ。俺、寝取らせ性癖の変態だから」
出会い方が間違っていた。
やはりそれなりの扱いをされるのか。
「私は、樹のおもちゃじゃないの」
樹の目に深い絶望の色が浮かぶ。
「おもちゃだなんて思ってないよ。ねじ曲がった性癖のせいで、まともな彼女ができなくて、親にもずいぶん迷惑をかけた。だから、美緒に会えて本当に嬉しかったんだ。でも美緒が嫌なら、しょうがない」
しょうがないの先に何があるのか。
私は樹を失いたくない。
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