土砂降りの雨が引き寄せる…セックスが好きな主婦と恋するコンビニ店員の濃厚な夜 (ページ 3)
その瞬間、コンビニの扉が開く音がした。
友哉は慌ててズボンをたくし上げ、何食わぬ顔でレジの前に立つ。
客は店内を一周した後、タバコに割り振られている番号を友哉へ告げ、1000円ほどの買い物をして去っていった。
はぁ…とため息をついて、友哉はレジの下に座り込む。
私は友哉ににじり寄り、ズボンを少しずらして、ペニスを引き出し、半裸でその上に跨った。
まだ若いおかげか、友哉のペニスは固いままだ。
「ごめん、最後までイカせて?」
私は馬乗りのまま、またペニスを子宮に届くように奥深くまで差し込んだ。
「あぁ…!だ、ダメだよ優子さん」
友哉を無視して腰を振り、もっと、もっと奥までペニスが届くように身体を密着させた。
「っやば…こんなのすぐイッちゃうよ」
「もう少しだけ我慢してね」
腰を振りながら、むしゃぶりつくように乳首を舐めはじめた友哉の頭を抱きかかえる。
二人の乱れた息遣いが店内に響いた。
イキそびれたせいか、再び激しい快感の渦に飲まれて、頭の中は真っ白。
ただただ欲望のまま腰を振り続ける。制御なんて、もうできない。
「あぁ…はッ、激しい」
「優子さん、俺、好きだよ、優子さん」
「あぁぁ…!」
私は気づかないうちに絶頂に達していた。
それを悟った瞬間、友哉は私の胸の中で脱力していた。
「一緒にイケたみたいね」
「…ねぇまた、会ってくれる?」
子犬みたいな目をして、友哉は不安そうに私を見つめる。
「そうね、また雨が降ったらね」
「こんなことしちゃって言うのもなんだけど、俺、本当に好きなんだ。あなたのこと」
「ねぇ、アイス食べない?っていうか、食べていい?」
コンビニへ訪れた時に買ったアイスは事務所の床に転がり、とろけて原型をなくしていた。
悲しい顔をする私に友哉は、俺の奢りと言って新しいバニラ味のアイスを渡してくれた。
一口アイスをすくって、友哉の口に運ぶ。
美味しい、と無邪気に笑う友哉は幼い少年のようだ。
二人で一つのアイスを分け合って、笑い合う。
ふと、溶けてしまったアイスがもったいなく感じて、カップを傾けペロリと舐めた。
うまく口の中に入らず、顎から首筋へとアイスが垂れていく。
それを友哉が舐めとる。
楽しくなって、私は浴びるようにアイスを傾けた。
「もう〜、何やってんすか…」
「ほら、綺麗にしてよ」
そう言って、私はシャツをまた脱ぎ捨てた。
あの時の、傘を差し出したあの雄の顔に戻って、友哉はゆっくりアイスを舐めとり始める。
「…んんッ、そこはもう汚れてないわよ」
真剣な顔で乳首を執拗に舐めて、舌でコロコロと転がす友哉の姿はなんだか愛おしくて、そっと彼の頭を抱いた。
*****
夫の横で眠りながら、少し古い思い出を甦らせていた。
私はセックスが好き。
愛すべき人とのセックスは青春の1ページのように記憶の中に刻まれていく。
ふと時計を見ると、短い針が2の数字の上に重なっていた。
長い針も同じ場所に重なり合った時、私は家を飛び出して、またアイスを買いに行く。
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