妻を貸し出すことが趣味の旦那は、SNSで出会った男性に私をあてがって… (ページ 2)
「さ、行きましょうか」
「…は、はい…」
男性と待ち合わせるのも、なん十年ぶりかの出来事なのに、これからこんな若い男と…。
そんなことを考えるだけで、貴美は秘部が疼いてきてしまっていた。
*****
ホテルに着くと、淳は背広を脱いだ。
「…旦那さんから、カメラ…預かってると思うんだけど、ありますか?」
「…え?そんなもの、あったかしら…、あ」
貴美は、いつも持ち歩く鞄の中を探すと、見慣れないビデオカメラが入っていた。
今日のために夫が仕込んでおいたのか、と思うと、貴美はそれを淳に渡した。それを受け取った淳は、しっかりとベッドが収まるように整えながら、カメラをセッティングする。
「…あの…、それも夫の?」
「ええ。旦那さん、貴美さんを寝取られると興奮するんでしょう?その様子を撮ってきてくれって頼まれてるんですよ」
「ああ…そういう事なのね…」
貴美は、自分が付いて行かないのにほかの男に寝取らせるなんて、どういう事かと思ったが、撮影となると確かにそうか、という妙に納得した気持ちになる。
そして淳はカメラの設置を終えると、くるっと貴美のほうに向き直り、またしてもニコリと笑顔を向けた。
「…カメラを向けられながらすることを承諾するなんて、…なんていやらしい奥さんなんだ」
「そっ、それは…っ」
淳にそんなことを言われると、返す言葉が見つからなくて、貴美は俯いてしまう。
「…ま、そんなところが俺は好きですよ。…さ、お風呂、入りましょうか」
「…っ」
…もうカメラは回っているのだろうか。これからどうなっていくのかわからない気持ちが、貴美を静かに興奮させる。
「…脱がせるね」
「…っ」
カーディガンを脱がされ、下のブラウスのボタンをひとつずつ、外される。
夫に仕込まれたセクシーランジェリーが、徐々に姿を現す。
「…すごいエッチな下着、着けてるんだ」
「…お、夫の、用意したものです」
「そっかぁ。貴美さんの旦那さんはセンスがいいなあ。…ほら、乳首もう勃ってる」
「…!」
夫の用意したランジェリーは、乳首の部分が開いたものだった。ピン!と指先ではじかれると、途端に電流が走る。緊張も相まって、感覚が研ぎ澄まされていた。
下も、もちろん穴あきのランジェリーだった。…しかし、淳はあえてソコは刺激せずに、そのまま脱がせて風呂へ向かった。
*****
風呂から上がった貴美は、すでに火照った顔をしていた。
淳は、カメラをまわしていなくても、容赦なく貴美を責めていた。…特にクリトリスをシャワーで責められたときは…、きっとカメラが回っていたら、声は入っていただろう。
淳は、冷蔵庫から水を取り出すと、ぐいっと半分くらい飲み干し、貴美にももう一つの水を渡した。
「飲みな。…今水分補給しとかないと、もたないよ?」
「…っ、そうね…」
貴美は言われるがまま、水を大目に飲んだ。…やはり火照った身体には水が一番だ。
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