ボルダリング教室で登らずに昇っちゃう♡イケない私がHなレッスンで快感に溺れる
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ボルダリング教室で登らずに昇っちゃう♡イケない私がHなレッスンで快感に溺れる (ページ 1)
「ねぇ、毎回、イケてる?」
私は思い切って親友に尋ねてみた。長年一人で抱え続けてきた切実な悩みなのだ。
「はぁ!?何言ってんのよ、アリサ。急に下ネタぶっ込んだわね」
親友は呆れ顔でビールを一口すすった。
「いや、だって私、その…イッたことないのよ…イクって感覚も正直わかんなくて」
「嘘でしょ!?相当下手な男としかセックスしてないのねぇ…」
「う、うるさいなぁ!私が不感症なのよ!」
「不感症ねぇ…。じゃぁ、アリサにピッタリの場所があるわ」
企みを含んだ顔で、私の親友はニヤリと笑った。
*****
不感症であることを打ち明けて親友に紹介されたのは、イヤらしい風俗系のお店かと思えばそんなことはなかった。
ボルダリング教室だ。運動音痴の私からすればそれこそ「はぁ!?」と思う場所。
普段めったに動かさない身体に鞭を打てば、多少は『感じるカラダ』に生まれ変われるのだろうか。
そんな疑問を抱えながら、まずは専属コーチである春人さんから、簡単なカウンセリングを受けることになった。
「アリサさんはどこを触られるとドキドキしますか?」
「…は?そ、そんなこと聞いてなんの意味が…?」
一つ目の質問からして意味不明だ。
変なことを聞いているはずの春人さんは、何の曇りもない爽やかな笑顔で優しく私を見つめている。
「あぁ、お友達から何も聞いていないんですね。この教室は身体を動かしながら、性感帯を探すボルダリングジムなんです!」
なんです!…ではない。この人は何を言っているんだろうか。
「アリサさん、セックスで『イけない』ことに悩んでいらっしゃるんですよね?大丈夫!絶対に僕がアリサさんを気持ちよく『イけるカラダ』にしますから」
ダイエットコーチのように明るく清らかな声で、春人さんは私の下半身事情の悩みを解消できると話す。
「あ、あの、大丈夫でしょうか?その…なんというか…」
正直、知らない男性に『イける身体』にされるって、非常に怪しい教室のような気がするのだけれど…。
そんな私に安心感を抱かせるためか、春人さんはそっと私の手を握り「決してアリサさんが嫌なことはしません」と断言してくれた。
一応、親友からの紹介ではあるから命の危険はないだろう。挑戦してみて怖かったらやめればいっか。
私は意を決して、春人さんから繰り出される、話しづらいピンクな質問に渋々答えることにした。
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