元カレと街でばったり遭遇し、お互い既婚者だと知りながら愛し合ってしまう夜 (ページ 2)
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最寄り駅まで一緒に行こうと歩いていると、突然人気のない道で翔也が私を抱き寄せた。
「えっ、ちょ、翔也…!?」
ちゅっとそのまま優しくキスをされる。
「ごめん亜希。なんか、いろいろ思い出しちゃって、我慢できないかも」
そんなことを言われ、私は今まで我慢していた寂しさが抑えられなくなった。
翔也の胸元に顔をうずめる。懐かしい翔也の香りだ。
「今夜だけ、いい?」
私は素直にうなずき、2人でホテルへと向かった。
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先にシャワーを浴び、バスローブに着替える。
翔也がシャワーを浴び終わるのを待っている間、夫がいるのにと罪悪感に苛まれる。
ここまで来たけれど、帰ったほうが良かったかななどと考えていると、後ろから抱きしめられた。
バスローブの紐をほどかれ、首や背中にキスをされる。
キスをされること自体が久しぶりで、身体がピクピクと反応してしまう。
「んっ…、翔也、待って…。私、やっぱり…あっ」
「亜希、今誰のこと考えてるの?俺のことだけ見てよ」
彼はそういうと私の左手にはめられていた指輪をそっと外す。
「今日だけ、許して…」
ベッドに仰向けに倒され、キスをされる。
「あっ、だめっ、そんなところまで…」
翔也は唇だけでなく、胸やお腹、秘部にまでちゅぱちゅぱとキスをしていく。
「んっ…、んふぅ…」
恥ずかしいと思いながらも、声を抑えることができなかった。
「亜希、キスだけでこんなに感じてくれるんだ」
翔也は嬉しそうに唇を全身に這わせる。
「んぁ!あっ、あん!」
「身体つきも、俺らが付き合ってたときよりエロくなってる」
今度は大きさを確かめるように胸を揉み、乳首を舌で転がす。
「あぁっ!乳首も…だめっ!はぁ、んっ!感じすぎちゃう…!」
夫とするときはこんなに感じることないのに…と戸惑いながらも快感に流されていく。
「もしかして、胸だけでいきそう?ここ好きなの?」
翔也は私の反応を見て乳首を指ではじいたり、ちゅぱちゅぱと強く吸ったりしてきた。
「んあっ、待って…、ほんとに…!んっ、んんー!!」
腰がビクビクと浮き、翔也にしがみつく。
胸だけでいってしまった…。
「亜希?大丈夫?」
「あっ…、翔也…、ごめっ…ん…」
激しい快感に呼吸が乱れ、しばらく翔也にしがみついたまま落ち着くのを待った。
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