一人でお風呂に入れなくなってしまい、電気をつけたままお風呂えっちしてしまう話 (ページ 3)

「俺も、もういい？」

太腿の辺りに熱いものを感じる。それは大きく反り勃った悠自身で、腹部にくっついてしまいそうなほど昂っていた。立ち上がって、鏡の前に手をついて、お尻を突き出すような格好をする。

まるで強請っているようで恥ずかしい格好だったが、早く悠のペニスがほしくてゆらゆらと腰を揺らしてしまう。

熱いものが後ろから押し付けられて、クチュッと水とは違う粘着音を鳴らして入ってくる。あんなに馴らされたというのに思わずその質量に小さく「んう…」と声が漏れ出た。

「まだ、半分しか入ってないけど…」

と悠が耳元で切なそうに囁く。ぎゅうぎゅうと絡みつくように膣内は収縮して、なかなかその先に進めない。はぁ…とゆっくりと息を吐き出すと、徐々にとナカを押し広げるように悠の肉杭が入ってくる。

熱くなって今にもソコが溶け出すんじゃないかというほど、お湯とは違う物でドロドロになっている。

「あっ…あああ、んっ」

浅く抜き差しを繰り返しながら、悠の下生えがお尻の辺りをくすぐって漸く全部入ったということが分かった。

「悠っ…んう…ああっ、あっ」

「声、響いちゃうね…」

悠はわざとらしくそういうと、腰を送り込んだ。
ぱちゅ、ぱちゅといやらしい音が自分の下腹部からしている。下腹部の圧迫感にくらくらと眩暈がしそうだ。浅いところを先端で擦られたと思ったら、今度は深いところをぐっと穿たれる。

「あん、あああ…だめ、奥ッ…ぐりぐりしないで…ァッ」

小さく反抗するように挙げた声はバスルームに反響して、そのまま粘着音と共に消えて行った。悠はまったく抽送を緩めず、ぬちゃぬちゃと一定のリズムで腰を送り込んだと思うと、今度はぐりぐりと弧を描くように私の中心を抉った。

体が酸素を求めるように口をぱくぱくと動かす。抽送を送り込まれるたびに口から涎がつっと伝うが、裸に濡れた体の今はそんなこと気にならなかった。

「もう、だめっ…イっちゃ、う…あっ、ああ」
「気持ちいいね。いいよ、イって…」

悠に「いい」と言われたことで気が抜けたが、私のナカは逆にぎゅうぎゅうと収縮して悠を締め付けた。形が分かるほど、私の其処は悠のペニスを締め上げると、頭が真っ白になって絶頂に押し上げられてしまった。

悠は一際大きく腰を打ち付けると、締め付けに耐えきれなかったようでハァっと短く息を吐くのと共にびゅくびゅくと熱い欲を吐き出した。

悠は「かわいい顔見せて」と私の顔を振り返るように横へ向けると、唇にちゅっと啄むようなキスをした。悠自身の硬度を失いかけていたペニスが再び熱を取り戻したのをナカに感じる。

「続きは部屋で、電気つけてシようね」

嬉しそうに笑っていう悠には反論できず、ホラー映画より悠の方が怖い…と再び熱いお湯を頭から被りながら思う私だった。