一人でお風呂に入れなくなってしまい、電気をつけたままお風呂えっちしてしまう話 (ページ 2)

「ん、んう…恥ずかしいよ…」
「気持ちいいじゃなくて？」

なんとか声を我慢しようと濡れた手の甲を唇に当てるが、悠の手はきゅっと先端を摘んだり、掌で転がしたりして動きを止めてはくれなかった。

私の胸の先端は、既にもっと触ってほしい、もっと撫でてほしいと自己主張をしている。胸の先端だけを避けるように手が弧を描いて焦らされていると思ったら、次は押し潰すように先端を刺激される。

「あっ、ああ…ん…」

漏れ出てしまう声が浴室に反響して、それが余計に私を煽った。そのまま胸を弄んだ手は、徐々に下腹部へと降りていく。

悠の大きな手が腹部や臍のあたりをなぞって、内腿の辺りを触れられた時、私の其処がキュンと疼いた。

「加奈子、触ってもいい？」

曇り止めをされている鏡の向こうで、悠が甘えたように私に問いかけた。私が肩口で「うん…」と返事をすると悠の手が太腿を割開いて中心をそっとなぞる。

明らかにお湯とは違ったぬるりとした感触に恥ずかしくて、一度脚を閉じようとするが

「閉じたら、触れないよ」

と甘く囁かれて、脚をおずおずと開いた。其処は既に濡れていて、悠の指がツゥっと吸い付いた。
つぷりと悠の細長い指が入ってきて、身を捩る。ナカの深いところを探ったと思ったら、今度は浅いところを擦られる。

「ああっ、はっ…んん」

「声可愛いね、我慢しないで」

「あっ、あぁ…あああ…！」

指が2本に増やされると、腹側のいいところを探るように擦られて絶頂に押し上げられる。頭が白くなっていくのと共に悠の唇が近付いてきて、ちゅっと下唇を食んだ。

口付けは徐々に深くなっていき、口内で小さく縮こまっていた舌は悠の舌にぢゅるっと絡め取られる。気持ちのいいキスの感覚と、ナカを擦る指に耐えきれず太腿を痙攣させながら私は呆気なく果てた。

「可愛い。ココ、俺の指ぎゅうって締め付けてる」
「い、言わないで…んっ」

小さく反論するが、悠は「だって可愛いから」と言って、少し申し訳なさそうに眉根を下げると再びちゅっと唇にキスをした。