本当はダメなのに…!仮面パーティーで出会ったステキな彼とHなゲームで盛り上がる夜 (ページ 5)
「綺麗にしてあげる」
「…やン…ダ…」
『め』まで言い終わる前に、透は京子のクリトリスをジュルリと吸い上げた。舌先は動きを止めず、チロチロと突端を舐め続ける。
京子の脚はガクガクと震え、最高の絶頂を迎えた瞬間、そのまま意識は遠のいていった。
*****
京子が目を開けると、スゥスゥと音をたてて眠る美しい男性の寝顔が側に合った。
思わずかけていた布団の裾を胸まで上げて少し距離を取る。
ふと昨日の事を思い出して、顔がカッと熱くなる。
——やってしまった。
しかも親友の彼氏の家で、行きずりの男と一晩を明かすなんて。男の前であんなに淫らになったのも、京子にとっては初めてのことだ。
そそくさと下着をつけワンピースに頭を通していると、透が京子の背中に、おはようと声をかけた。
「お、おはよう…」
「ねぇ、こっち向いてよ。バレーボール部エースの京子ちゃん」
「え…?」
透には、学生時代の話はしていないはずだ。酔っ払ってはいたが、記憶は消えていない。京子は不思議に思って透の方へ振り向いた。
「透くん…!?」
「だから、透だって初めっから言ってるじゃん」
そう言って透はケタケタと笑う。
整った顔をしているのに、子どもみたいに笑う様子は昔と全く変わっていない。
透は高校時代に1ヶ月だけ付き合った京子の元カレだ。数年ぶりに会う彼は昔より体格も良くなって、大人の男性へと成長していたため、透という名前を聞いても京子は全く気づけなかった。
「京子ちゃん、全く気づかないんだもん。このパーティー、同窓会だったんだよ」
透が言うには、このパーティーの主催者も実は同級生で、呼ばれた参加者は全員3年B組のメンバーだったのだそう。確かに参加するきっかけになった女友達も高校時代からの付き合いだ。彼女は恐らく京子を驚かせるために、このパーティーの趣旨を秘密にしたのだろう。
「俺、ずっと京子ちゃんのこと忘れられなかったんだ」
「最後までヤるのは、京子ちゃんに告白してからって決めてた」
確かに淫らな行為に燃え上がった二人ではあるものの、最後まではシていない。
「ねぇ、好きだよ」
そう言って透は京子を思いっきり抱きしめた。
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