行きつけのカフェの店員さんは超エッチ?!人妻とのkissはコーヒーの味 (ページ 2)
「はぁ、今日もチャンス逃してしまったな…」
奈央にとって匠はペットのような癒される存在。
仕事の合間に会うと気分転換ができて、頑張って残りの仕事に取り組める。
でも匠は違った。
奈央が今の職場で働き始めてすぐ、匠の働くカフェに訪れ始めたときから奈央のことが好きだった。
明るくて、いつも元気で、いつも気を遣ってくれる奈央が匠にとっては太陽のような存在だった。
でもバンドマンでバイトという立場なので、奈央のことを守れる自信がなくて、でも奈央のことが大好きで。
バイト増やして働いたりもしたけれど、遅かった。
結婚すると聞いたときはかなりショックを受けた。
「はぁ、情けない」
旦那がいることはわかっているけれど、この気持ち止めれなくて。勝手ってわかっているけど伝えたくて。
「明日は伝えよう」
こう思ってもう何年経っただろう。
*****
―カランカラン
「奈央さん!」
今日も奈央は仕事をサボりに、匠に癒されにカフェを訪れた。
「匠ーお疲れ様ぁー」
今日は昨日以上に疲れた様子の奈央。
「今日もいつものでいい?」
「うんー砂糖ちょっと多めに入れておいてぇー」
「奈央さん疲れてんね!大丈夫?」
「もう、仕事したくないよぉーう」
ハハッと優しい笑顔で匠は笑う。
「ちょっとトイレ行くね」
奈央はトイレへ行くために席を外した。
*****
「ふぅ」
奈央はトイレから出て手を洗う。
「奈央さん」
声がしたほうを見ると匠が立っていた。
「あ、ごめんトイレ行く?」
「ちがう」
「ん?どしたの?」
「奈央さん、俺、奈央さんが好き」
「…はっ?」
「好きなんだよ奈央さんのことが」
「…いやいや、好きって言われても私結婚したし旦那さん居るし、そもそも匠をそういう目で見たことないっていうか…」
「こうしてもそう言える?」
匠は奈央の唇にキスをした。
「っ…」
匠のキスは身体が溶けてしまいそうなくらい優しいキスで、思わず奈央は腰が抜けてしまいしゃがみこんでしまった。
「なにこれ…」
匠はもう一度奈央の唇にキスを落とす。次は舌を絡ませた。
「んっ、はぁっ、んっ」
優しくて気持ちいいキスに奈央は思わず声が出てしまう。
「奈央さん静かにして。聞こえちゃうよ」
「うんっ、でも、んっ、キスでこんな気持ちいいの初めてで…」
匠がリードしてキスをしていたが、気づけば奈央も自分から舌を絡めるようになってしまう。
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