同じ会社に勤める彼はセフレ。でもある日、彼は嫉妬心丸出しで私を… (ページ 2)

「もうっ、激しすぎるのよ!」

「お前がうるさくするせいだろ」

「嫉妬もほどほどにしてよね。私たち、別に付き合ってるわけでもないんだから」

和哉の表情が歪む。

彼は黙ったまま、カチャカチャとベルトを外し、私の中に一気にペニスを突き入れた。

「ああっ…!ちょっと、さっきイッたばっかり…あっ、あんっ、ああっ!」

怒りをぶつけるみたいに、和哉が激しく腰を振る。

たっぷり濡らされてたおかげで痛みは全然ないけど、気持ちよすぎてどうにかなっちゃいそう。

余裕のない和哉の顔を見ていると、胸がきゅんと高鳴った。

「そっ、そんなに、苛ついたわけ?あははっ、変なの。私たち、ただのセフレ…」

「うるさい」

「きゃっ…!」

和哉は私の中にペニスを入れたまま、私をうつ伏せにさせた。

それからむりやり四つん這いにさせて、背後から私を責め立てる。

「やあっ、あっ、あんっ!ああっ!」

うなじに熱い息がかかる。

中を抉りながら、和哉が私の首元に唇を押しつける。

「はあっ、ああっ!あっ!あんっ!ああああっ!」

首元を強く吸われながら、私は激しくイッてしまった。

ガクガクと体が震えて、ベッドに倒れ込む。

「はあ…はっ…」

「今日は寝かせないからな」

「え?」

「俺は、お前のことセフレだなんて思ったことない」

驚いて和哉を見上げると、怖い程情熱的な目で私を見つめていた。

「和哉…あっ」

「あんなガキには絶対渡さないからな…!」

「何言って…あっ、あん!待って!さっきイッたばっかりだってば…ああっ!」

またペニスを突っ込まれて、頭が真っ白になる。

結局、和哉は私を朝まで離してくれなかった。

あんな風に情熱的に求められたこと、今まで一度だってあったかしら?

翌週、いつものように出社すると、例の後輩社員が申し訳なさそうに私に頭を下げた。

「茉莉さん!この前の飲み会はすみません。俺、失礼なことばかり言っちゃって…」

「いいのよ、大したことじゃないから」

「本当にすみません。…あれ?茉莉さん、それ…」

彼は私の首元をじっと見て、固まっている。

「何?どうしたの?」

「それ、もしかしてキスマークですか…?」

「へ?」

指摘された途端、和哉との情熱的な夜がサッと頭を過って、私は思わず首筋を押さえた。

急いで化粧室に駆け込んで、確認する。

薄れてきてはいるけれど、まだはっきりとわかる、真っ赤なキスマーク。

「あいつ…」

こんな痕を残すなんて…と思う反面、悪い気がしないのは、和哉のことが特別になりつつあるから…?

まさかね、と思いながら、私はシャツの第一ボタンまでしっかりとめて、化粧室を後にした。

これから和哉の熱烈なアプローチが始まるなんて、思いもしないまま。

-FIN-

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