後輩のアパートに行くと、そっくりな双子にも迫られて3P浮気セックスしちゃって… (ページ 2)

「…奏先輩は彼氏いるからいいじゃないっすかぁ」

2人が居酒屋に入ってから、2時間は経とうとしていた。

仕事の大事な話も終わり、話題はすっかり恋愛トークになっていた。

「まあ、ね?付き合って半年だけど…、結構順調だよ」

「いいなあ、俺も幸せになりたい~」

「大丈夫だよ。佐伯くんイケメンだもん」

「そんなこと言ってくれるの、奏先輩だけですよぉ」

佐伯は、イケメンというか、はっきり言うとショタ顔だ。

むしろ可愛くもあるが、身長が180cm近くあるので、それなりにモテるのだろう。

しかし、いつも明るい性格なので、本音を言っているのか、どこか読めない性格でもあった。

「でも俺、好きな人いるんですけど、多分その人も別に好きな人いるっぽいんですよね~…、…先輩だったら、どうしますか?」

「え~?そうだなあ、私だったら、…強引に、奪っちゃうかな?」

「…そっか。…奏先輩、意外とわるい子なんですね」

「え?そんなことないけど~?」

「も~先輩酔いすぎですよ?」

「…酔ってないもん」

奏は頬を赤らめながら、少しむすっとした表情になる。

「…今日はもうお開きにします?」

「…ん」

佐伯の持ち前のフレンドリーさで、いつもより奏の酔いが回るのが早かった。

会計を済ませて店を出ると、奏は少しふらついていた。

「っと…、奏先輩!も~しっかりしてくださいよ~」

「んっ、ごめん~…、だって佐伯くん、友達みたいなんだもん~、だから、ちょっと飲みすぎちゃって…」

「も~しょうがないんだから~、…うち、近くなんでとりあえず寄ってください!心配で帰せませんよ~」

「ん~ごめん…」

奏は、佐伯に言われるがまま、彼の家へ行くことにした。

*****

「着いたよ~奏先輩。とりあえず、ベッド横になってて」

「ありがと~…、ほんと、ごめんね」

佐伯のアパートはとてもシンプルで、ほとんど何も置かれてないのが印象的だった。

奏は、佐伯のベッドに横になると、天井をじっと見上げる。

「…目の前がぐるぐるしてる」

「飲みすぎ。水、ここに置いておくんで。飲んでくださいね。俺、シャワー浴びてくるんで」

「…はーい」

パタン…と、佐伯はそう言い残して部屋を出る。

少しボーっとしてから起き上がり、もらった水を一気に飲み干した。

「ふう…」

奏は、大きく深呼吸をし、少し落ち着いた。

…ちょっと、彼に悪いこと、してるかな。

会社の後輩とはいえ、男性とサシ飲みして、その人の家まで来て…。

奏はスマホに映る「大丈夫だよ、楽しんで」という彼からのメッセージに、「もう少しで、お開きにするから」と返事をして、鞄にスマホを戻した。

すると、スタスタと部屋の外から足音がする。

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