好きなのに、こじれた関係の同期に誘惑され、今夜だけと淫らに狂う社員旅行の夜 (ページ 4)

「もう、欲しくなっちゃった」

そんなことを初めての男に言ったことはないけど、功を相手に純真ぶった演技はしない。

功も浴衣を脱いで、トランクス1枚の姿になる。

「春香、本当にエロいな。でも、まだあげない」

痺れを切らして、下着に手をかける。

「あっ、脱がないで。それ、楽しみなんだから」

思わず笑ってしまい、油断していたら乳首に吸いつかれて、もう片方も指で摘まれて、下着の中に指が侵入してくる。

「あっ…やっ…ああっ…そこだめっ…」

ぬるぬるになったところを掻き回され、濡れた指先を小刻みに震わせるようにクリトリスを撫でられ、腰が跳ね、背中がのけぞる。

「あっ…もうだめ…あっ…やめてっ…あああああっ」

下着を剥ぎ取られ、脚を拡げられる。

クリトリスを舌先で舐められながら、中のざらざらして膨らんだところをぎゅうぎゅうと押されて、もうわけがわからないほどの快楽に、脳がついていけない。

「あっ…いやっ…あああああっ…もうだめ…イクっ…イッちゃう…あああああっ」

目の裏で白い火花が散って、イッてしまい、何かが迸り出てしまう。

「功、ごめん…なんか漏らした…かも…」

「全部吸い取ったから、大丈夫。もっと出してもいいから。あ、俺ちょっと変態入ってて、ごめん」

功がトランクスを脱ぎ、どこからかコンドームを出してきて封を切る。

功のペニスは、唇と同じように赤く硬くそそり立っている。

「ねえ、つける前に、私にもさせて」

今夜限りだから、思い出して反芻するために形状も感触も覚えておきたい。

功のペニスに頬ずりして、手で軽く扱いて、それから亀頭を口に含んで尖端を舌の先で舐める。

「春香、すごい気持ちいい」

ペニスの全長を喉の奥まで入れて、舌を貼り付けるように這わせながら、口の中に出し入れする。

功は、私の空いている方の右手を取り、親指を口に含んで、人差し指との間に舌を這わせる。

それから人差し指と中指の間に移り、順番に全部の指の間を舌でくすぐられる。

ずるい。

そんなことをされたら、手元にちょっと視線を注がれただけで、濡らしてしまうようになる。

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