遠距離恋愛中の彼との一カ月ぶりのセックスは気持ちよすぎてイきまくっちゃいました (ページ 2)
「優花、腕俺の首に回して」
「…うん」
なんでだろうと、疑問に思いながらも丈志の首に腕を回す。
するとギリギリのところで体を支えていた右脚が宙に浮く。
「え、ま…あああ!」
「ッ…ちょっと頑張ってな」
繋がったまま持ち上げられて、何もせずとも陰茎が最奥をノックする。
そのまま丈志は、ゆっくりと歩きだしてその度に軽い律動で揺さぶられているような錯覚を覚える。
「あ、あ…うぁ」
その度に秘孔は水音を立てて、溢れた愛液がフローリングを濡らした。
その跡がまるで私たちの行為の証拠のように残っていく。
「誰もいない。間違いだったかも」
横目でインターフォンを見た丈志が、そう言ってくれても安堵する余裕もない。
ほんのわずかな距離なのに、ベッドまでがやたら遠い。
しかも私はもう下半身は何ひとつ身につけていないのに、丈志はまだYシャツもスラックスもしっかりと着ている。
そのアンバランスさがよけいに興奮してしまう。
「大丈夫?」
「あ、んまり…あ」
丈志がベッドに腰かけたところで、やっとさっきまでの律動がやんだ。
しかし蜜孔にしっかりと熱杭は埋まったままで、早くも次の刺激を欲している。
気持ちよくなりすぎないように、ひっそりと腰を浮かせてた。
「も、イきたいの。動いていい?」
「いいよ」
まるで自分を慰めるように、気持ちいいところに当てて上下に動く。
はしたない蜜が滴って、丈志のスラックスを汚してしまっているかもしれない。
けれど一度火照った熱は簡単には冷ますことができない。
「あ、あああ~! イくッ!」
「…ッ、俺も」
するとまるでいたずらをする子供のような顔をして丈志は、私の胸の飾りを摘んだ。
それが引き金になって、体中に快楽が走った。
体から陰茎を抜いて、そのままベッドに倒れ込む。
薄膜を処理する後ろ姿を見ていると、またどうしようもなく欲情してしまう。
「好き」
横に並ぶように寝そべってきた丈志にそう告げて、触れるだけのキスをした。
体を繋げて、お互いの感情をぶつけ合っても一カ月ぶりのそれはなかなか治まらない。
もっと、と思うあまりに繰り返したキスが深いものになっていく。
そして肌と肌を合わせたくて、丈志のYシャツのボタンをひとつずつ外す。
「ん、丈志も脱いで」
「ん、ちょっと汗でびしょびしょだし、ここすごいことになってる」
「ごめん…」
丈志が指を指したのは、スラックスのファスナー部分と下着。
私の愛液が滴って、スラックスはもうクリーニング行きを免れないだろう。
「一旦風呂入れてくるから待ってて」
「うん」
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