彼の前でオナニーさせられて、イく寸前で何度も寸止めを繰り返されたその後は…。

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彼の前でオナニーさせられて、イく寸前で何度も寸止めを繰り返されたその後は…。 (ページ 1)

『久しぶり。今なにしてる?』

21時を過ぎた頃。

シャワーから上がった私は、自室のベッドの上でなんとなく開いたスマホの画面を見て飛び上がった。

「やばっ…!」

思わずそう小さく声を上げてしまう。

拓真からのメッセージだ。しかも10分前って…。

私は集中して、高速で画面に文字を打ち込んだ。

『本当に久しぶり笑。私は家でヒマしてるよー』

そんな、なんでもない風を装ったメッセージを送信してすぐ、スマホを掴んで洗面所に駆け込んだ。

鏡の前で急いでドライヤーのスイッチを入れる。

拓真に会えるかもしれないと思うと嬉しくて、胸が高鳴って止まらない。

必死で髪を乾かしていると、洗面台に置いたスマホに新しいメッセージの通知が表示された。

『これから行ってもいい?サキに会いたくなっちゃった』

私はドライヤーが音を立てて足元に転げ落ちるのも構わず、思わずスマホを取り上げて返信した。

『いいよー待ってるね!』

それだけ返して、慌ててドライヤーを拾い上げて身支度を再開した。

*****

拓真と出会ったのはバイト先のカフェ。

その日初めて見たお客さんで、見た目がタイプ過ぎてついついチラ見してしまっていた。

綺麗な女の人と来ててレベル高めかも…と思ったけど、私だって結構モテる方だと思う。

お店でナンパしてくる客の真似をして、会計の時に、こっそりレシートと一緒に連絡先を書いたメモを渡したら、その日の晩に返信が来た。

数日後二人で飲みに行った時、拓真も大学生で同い年だと知った。

話してると楽しくて時間を忘れて、終電を逃したことを理由に、その日にラブホに入ってセックスして、何回もイかされてしまった。

ワンナイトで終わっちゃうかも…。と落ち込んでいた数日後、拓真から再び連絡がきた時は嬉しかった。

それからも何度か会って、ご飯に行ったりセックスしたりして、うちにも遊びにきてくれたりして、これって付き合ってるのかな。なんて思ってたのに…。

最近は連絡しても返ってこないことが多くてずっと不安だった。

髪を整えて、薄くメイクをする。

可愛い部屋着に着替えてから、変なモノが置いてないか部屋を見回していると、ピンポーン。とインターホンが鳴った。

「ハーイ」

平然を装ってドアを開けたつもりが、いざ拓真の姿を目にしたらドキドキしてしまう。

「元気してた?」

呆けている私に、拓真はそう言って無邪気な笑顔を見せて、私の髪を軽く撫でた。

「まぁ、普通かな。あがってあがって」

私はそう言いながら、笑顔で彼の手を引いた。

「サキ部屋着じゃん。ホントはもう寝るとこだった?」

「子供じゃないんだから、そんなワケないじゃん?お風呂入ってからダラダラしてただけだよ」

そんな会話をしながら部屋の中へ足を進める。

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