十年越しに再会した後輩と、お隣さんになってお風呂エッチしちゃいました。 (ページ 5)
確かめるように浅い部分の柔肉を擦られて、我慢できなくなった声が漏れ続ける。
ナカを探られるたびに、ぐちゅりと卑猥な音が浴室に響く。
「めちゃめちゃ濡れてますけど、狭いのでしっかりほぐしましょうね」
「やぁ、…、おと、やだ…」
行為自体は本当に久しぶりだ。
それでもこうして大好きな人に愛撫されるとしっかり体は反応するんだから、人間って不思議だ。
「藤原せんぱい、こっちは?」
「きゃ! あん! や、あああ」
蜜壺にしっかり指を咥えこんだまま、すっかりと大きくなった肉芽の先っぽをちろりと舌で刺激される。
思わず漏れた嬌声は、大きく浴室に響いた。
いつの間にかシャワーは止まっていて、響くのは水音と私たちの息遣いだけだ。
「ここ好きなんですね?」
「あ、ん…だってきもち」
そのまま肉壁を指で刺激されながら、舌で肉芽を愛撫され続けて、私はあっさりと絶頂を感じた。
ぐらりと、浴槽に落ちそうになったところを上野くんに支えられる。
立ち上がるように促されて、思考回路の溶けた頭では従うしかない。
体にうまく力は入らないけれど、そのまま壁に手をついてお尻を突き出すような形になった。
まだ満たされない蜜壺は、ひくひくと物欲し気に誘っているみたいだ。
「あ、待って」
もうすっかり快楽に溺れてしまっていたが、いよいよだというのにある一点が不安になった。
「大丈夫ですよ、ありますから」
何が、とは言うほど野暮ではない。
ちらりと後ろを盗み見ると、彼の陰茎にはしっかりと薄膜が装着されている。
安心したのもつかの間、入り口に陰茎を押し当てられると期待で私から腰を進めそうになってしまう。
「…ッ、ゆっくりですよ」
「あ、ん…はやく」
本当ならすぐに強く貫いてほしいのに、上野くんはゆっくりと腰を進めてくる。
そのせいで一番太い部分がどこにあるかしっかりと伝わってきて、だらだらと愛液をこぼし続ける。
最後にぐっと腰を掴まれると、最奥を優しくノックされた。
全部入ったのだと、心地よさを感じる余裕もなくそのまま一気に根本まで引き抜かれ、バチンと肌と肌がぶつかる音がした。
「あああああ! あ、あん! だめぇ!!」
「…は、すみません、もう我慢できねー」
さっきまでの優しい愛撫が嘘みたいに、激しい律動に体がガクガクと震える。
一度達した体は快感を受けやすく、どんどん上り詰めていく。
上野くんは私を支えていた右手を伸ばすとあろうことか、刺激を受けたいと腫れている肉芽に触れた。
「…ッ! また…!」
「俺、も」
膜越しにナカで脈打つのを感じる。崩れ落ちそうになるのを、上野くんに支えてもらいなんとか浴室で転ぶのを回避できた。
「すみません、調子乗りました」
十年越しに実った恋。気持ちを伝えるためにキスを送った。
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