男の影を察知して嫉妬に狂った夫に拘束され、彼の舌で何度もイカされる休日 (ページ 2)
彼は私を後ろから強く抱き締めた。
「…え?」
私は驚いて後ろを振り向こうとした。けれどあまりに蓮の力が強く、目線を後ろにやるのがやっとだった。
「どうしたの?」
「今日はどこにも行かせたくない…俺の傍から離れないでほしいんだ」
「…蓮」
突然、蓮は十字の形をした黒い帯のような拘束具で私の両手首を縛り始めた。両腕の自由がきかなくなった私は困惑した。下着姿のままうろたえる私を抱えてベッドの縁に拘束具を固定した。私は両腕を上げたまま、ベッドから動けなくなってしまった。
私の上に馬乗りになり、見下ろしながら蓮は言った。
「真由の言ったこと、信じてないわけじゃないんだ。 ただ俺は悔しかった…君の心を満たし切れていなかったことに。他の男が付け入る隙を許してしまったことに」
蓮は私の髪を優しく撫でた。
「だから…今日は一日中真由のこと、愛させて…」
吐息混じりに耳元で囁いた彼は、私の耳、首筋をぴちゃぴちゃと音を立てて舐め始めた。
「あぁっ…はぁっ…」
唐突に訪れた快感に私は身をよじらせる。
―― そういえば、しばらくレスだったっけ…。
元々私が性に対して少し淡白だったから、結婚して数年ごろまでは意識して夜の営みに励んでいたけれど、仕事が忙しくなってからはおざなりだった。私はあまり気にしていなかったが、蓮は何か思うところがあったのかもしれない。
蓮は鎖骨の窪みに舌を這わせる。くすぐったいような気持ちいいような感覚にもどかしさを覚える。
蓮の舌は乳房へと徐々に移動している。下乳から横乳へ軽く吸いつきながら、弧を描くように唇が踊る。片方の乳房も、蓮のごつくて大きな手に包まれてその形を柔軟に変えている。
「やぁぁ…あぁん…んん」
私の体温と呼吸が上がっていく。乳房の尖端の蕾が徐々に硬くピンと天を仰いでいく。
尖端の周りを焦らすように蠢いていた蓮の舌が、硬い蕾を下から掬いあげた。唾液を絡めて回転させるように舐めまわしている。片方の乳首はコリコリと蓮の太い指に弾かれる。
「あぁんっ!」
一気に私の表情はとろけ、頬が紅潮する。蓮の舌や指が動くたび、全身が震え、子宮がきつく締まる感覚がした。
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