異世界で聖女になった私は逆ハーレムで幸せになるはずだったのに、どうしてこうなった (ページ 2)
そうして私はメイドさんたちに連れられてお風呂場で身体を洗われた。儀式ってなにかわからないけれどきっとお祈りとかそんな感じのことでしょう、余裕余裕。
身体を隅々まで洗われたら白いワンピースのような服を着せられて、ベッドのある部屋に案内された。なんだ、てっきり神殿とかに案内されるのかと思ったけれど、今日はもう休んでいいってことかしら。
それにしてもなんだか甘くていい匂いがするわね。アロマか何かかしら?不思議に思いながらもとりあえずベッドに腰をかけたらドアからノック音が聞こえた。
「どうぞ」
「失礼します、ルリ様。儀式の支度ができました。さあ、はじめましょうか」
「え?今から?わかりました、どこで儀式をするんですか?」
私のその質問にきょとんとしたアレンさんだったが、すぐににっこり笑ってこちらに近づいできた。
「何をおっしゃりますかルリ様、ここで、するんですよ」
そういうと私をベッドに押し倒した。え?何が起きているの?色々と考えたいことがあるのになぜか頭が回らない。
とにかくやめてくれと言おうとしたら、突然キスをされた。
「んー!」
びっくりして口を開いたらそこから舌を入れられた。ぐちゅぐちゅといやらしい音が響いておかしな気分になる。離れようにも身体を押さえ込まれて抜け出せない。
やっとキスから解放されたときにはもう身体がうまく動かなくなっていた。おかしい、嫌なのに身体がうまく動かないし変な気分になっている。
ぼんやりする頭でそんなことを考えていたらアレンさんが口を開いた。
「やはり媚薬の入ったアロマを焚いておいて正解でしたね。大丈夫ですよルリ様、これからされるのは全て気持ちのいいことですから」
媚薬入りアロマ?もしかして部屋に入ったときに感じた甘い匂いがそうだったの!?というか私は確かにイケメンに好かれたいとは思っていたけれどエッチまでは考えてなかったわよ!!
そう考えて身体を動かそうにも媚薬入りアロマのせいか身体がうまく動かない。どうしよう、どうしたらいいの?そんな私にアレンさんはこう言った。
「大丈夫ですよ、気持ちのいいことしかしませんから。それにあなたが言ったのでしょう?なんでもやりますと」
「なんでもとは言ったけれどこんな…」
「一度言葉にしたことは守らないと、さあネグリジェも脱ぎましょう」
そして私の着ていた服を脱がされ、私はショーツだけになってしまった。うそ、うそ、私ついさっき会った人の前で裸になっている。羞恥心で頭がおかしくなりそうだった。
それなのに身体は違うように反応している。
「ふふ、乳首がたっていますね。舐めてさしあげましょう」
「やめ…!ひやああああ!」
アレンさんが乳首をねっとりと舐めあげてきた。なに、なんでこんな舐められているだけで気持ちいいの!?これが媚薬の力なの?
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