彼に抱かれながら、彼と初恋のお兄ちゃんを重ねて…いつものエッチより感じてしまう私 (ページ 2)

「颯太ぁ…」

「キスしただけで感じたの?」

恥ずかしくて、首を振る。

「違う?じゃあこれは何?何で固く立ってんの?」

乳首を指先で弄ばれた。

「あっ、はぅ」

「感じたって言ってごらん」

「…か、感じた。すごく気持ちよくて」

「もっと気持ちよくしてあげる」

颯太の唇が乳首に吸い付いた。音をたてきつく吸われる。

震えるような快感に背をそらした。

身体の奥の方がじんじんする。身をよじると、脚の間に颯太の膝が割り込んできた。そして秘部に指が入ってくる。

「あ…んっ、あ、あ、はぁう」

「すごく濡れてる」

ゆっくりと中を掻き混ぜられ、的確に気持ちいいポイントを責められ、嬌声が止まらない。

「気持ちいい?」

「あっ、気持ち、いい…あ、だめ、イっ…!」

押し寄せる快感に震えながら、あっという間にイッってしまった。

立っていられず、膝から崩れ落ちる。愛液が脚を伝った。

顔を覗き込んできた颯太をぼーっと見つめた。

「華奈、可愛いよ。我慢できない。ここでしていい?」

欲情した雄の顔だった。

求められることが嬉しくて、自らゆっくりと脚を開いた。

「…欲しい。颯太が欲しい…!」

「華奈っ!」

逞しい肉棒に貫かれた。奥まで一息に。

「あっ!」

突き上げられる度に耐え切れない快感に襲われ、無意識に背をよじる。

「華奈」

覆いかぶさってきた颯太にキスすると、舌を絡められ意識までも吸われそうになる。

「颯太…!」

激しく揺さぶられ、絶頂を迎えた。

視界が真っ白になる。

*****

息を整えていると次第に景色が蘇る。

一緒に横たわる男の顔がアップになった。

「気持ちよかった…すっごく華奈も感じてたね」

高揚した彼に、小さく笑った。

「すごく…感じた」

颯太お兄ちゃんに抱かれ、いつもより感じたことは私だけの秘密。

-FIN-

この作品が良かったら「いいね!」しよう

18

コメント (0)

コメントを書く