彼氏にフラれて傷心中の私は、ある日夢の中で素敵な彼と出会い、甘い時を過ごすことに… (ページ 3)

翌朝、私はいつも通り出社した。

あんなエッチな夢を見るなんて、我ながらどうかしている。

忘れよう忘れようと念じながら仕事に打ち込んでいると、部長に呼ばれた。

「新入社員が入ってね、ぜひ君に教育係をしてもらいたい」

「はい、わかりました。…て、廉!?」

部屋に先に呼ばれた新入社員の顔を見て、私は思わず叫んだ。

そこにいたのは、どこからどう見ても夢の中で出会った彼だったのだ。

「え?どうして僕の名前を知ってるんですか?」

どうやら名前も同じみたい。

でも、彼は私のことを覚えていない。

慌ててごまかした私だけど、彼のことが気にならないはずがなく…。

その後何度か食事に行くようになり、私の方から告白。

無事彼と付き合って、夢の中のような激しいエッチをすることになるのは、もう少し先の話。

-FIN-

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