旅館で久しぶりに夫婦水入らずの時間を過ごす私たち。個室の露天風呂で、我慢できなくて… (ページ 2)
「あっ、だめっ、ああっ!」
「んっ…はっ、はあ…」
私が激しく手を動かすと、それに合わせて雄也まで私の中を激しく掻き混ぜる。
声が抑えられない。
こんなに大きな声を出して、隣の部屋の人とかに聞こえていたらどうしよう。
聞き耳を立てられていたら?
そう考えるだけで、あそこがまたキュンと疼いて仕方ない。
「もう無理。景の手、気持ちよすぎ。なあ、入れていい?」
「うん…」
私は彼の首に手を回した。
そのまま彼のペニスにゆっくりと腰を下ろす。
グチュ、といやらしい音が聞こえた。
「あっ…ああっ!」
彼のペニスが私の中を満たす。
私はぎゅっと彼の体を抱き締めた。
雄也のペニスって、こんなに大きかったっけ?
気持ちよすぎてどうにかなってしまいそう。
「全部…入ったね」
「うん…」
「じゃ、動くから」
「え?ちょっと、待っ…ああああああ!」
彼は湯船の中で激しく腰を動かした。
何度も何度も突き上げられて、あまりの気持ちよさに意識が飛んでしまいそうになる。
「あっ、だめっ、ああっ、あっ、いやあっ!」
「景、声抑えて」
「でもっ…んっ、むぐっ、んんっ!」
キスされて唇を塞がれる。
舌を吸われ、口の中を舐められて、あそこは彼のペニスでぐちょぐちょに乱されて…。
彼もすごく興奮しているのが伝わる。
それからすぐ、私たちは同時に果てた。
「んんんッ!!」
「うっ…」
私の中に熱いものが注がれる。
幸福感に満たされる、この瞬間がいつも好き。
「雄也…」
「景、可愛い」
ちゅっと軽いキスをした後、すっかりのぼせた私たちは部屋に戻った。
疲れてしばらくゆっくりするかなと思ったら、彼にベッドに押し倒される。
「もう一回…だめ?」
「もう…仕方ないなあ」
その後一回どころじゃなく何度も愛し合ってから、私たちはようやく眠った。
まさかこんなに興奮しちゃうなんて!
自分でもビックリ。
旅館の非日常な雰囲気がそうさせたのかもしれない。
まあ、たまにはこういう日があってもいいよね?
雄也との距離はすごく縮まったんじゃないかな。
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