金曜の夜はラブラブえっち!初めてのフェラで彼の新たな一面発見…!? (ページ 2)
「下手でもなんでも嬉しいよ。ってか、楽しみ」
まるで心を躍らせた少年のように彼はそう言った。
彼の足の間に座り、屹立を前にする。筋の浮かぶソレが、いつも自分の中に入っているのだという実感をしてお腹がキュンと疼いた。
そっと手で握り込んでから、先端にキスをする。
そのまま唇を割って中に侵入させると、彼の体温がダイレクトに伝わってくる感覚がした。
硬いけど、どこか肉の柔らかさが残っている棒は、初めての触感だった。
立ち上がる肉棒にちろちろと舌を這わせる。
たぶんもっと大胆にやった方が気持ちいいのだろう。でもまだそれは恥ずかしさが邪魔をした。
「うわー……かわいい……」
「なにその感想」
彼の感嘆を含んだ感想に、私は思わず笑ってしまった。
彼は「だってー」と呟きながらも、その続きは言わなかった。代わりに私の頭に彼の手がのせられた。
私はまたぐぷぷと口の中に熱い棒を含ませた。歯がぶつからないように頭を上下する。根元の方は手で扱いた。
──これでいいのかな。
ちゅ、とリップ音を鳴らして彼の方を見上げる。
「ね、もう大丈夫。ありがと。すっごい入れたくなっちゃった」
彼はそう言って、ちょっぴり意地悪な笑みを浮かべた。
「ええぇ……」
「また次も口でしてくれたら嬉しいな」
彼はそう言うと上体を丸めてキスをくれた。
──性器を舐めた口だけど、気にならないのかな。
唇を噛むようなキスを受けながら、彼の意外性をまたひとつ、見つけられた気がした。
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