通い始めたパーソナルジムのトレーナーさんとえっちなトレーニング!? (ページ 2)

「おー!気合いを感じます!似合ってますよ!」
「ほ、ほんとですか…」

とにかく恥ずかしい。

「そしたらトレーニング、始めていきましょうか!」
「はいっ、よろしくお願いします…!!」
「じゃあまずは準備体操からですー!」

さっそく基本の準備体操に取り掛かる。
準備体操は全然大丈夫だ、と思いながら取り組んでいると、

「じゃあ次は柔軟です!脚を開いて座ってみてくださいー」

(う、私体かたいんだよ…)

脚を開いて座るが全然脚は開かない。

「あれ、けっこう体かたい?」
彼が少し笑って聞いてきた。

「かたいんです…」
「続けていけば柔らかくなるんでね、頑張っていきましょう!じゃあ上半身前に倒していきますよー」

上半身を前に倒そうとするが全然倒れない。我ながらかたすぎるだろ…と思っていると、背中に温かく大きな手の感触。思わずドキッとしてしまう。
いつのまにか私の後ろに回った片瀬さんが、私の背中を押している。

「はい、ゆっくり前に倒していこうねー」

(ッ、顔っ、近いっ…)

彼の息遣いすら感じる距離で、背中に彼の温もりを感じ、ドキドキが止まらない。

(私なにドキドキしてるの!?トレーニングだし!!!落ち着け!!!)

自分に言い聞かせ、柔軟体操に励む。

「じゃあ次は横に伸ばしていくよ」
手をとられ、横方向に伸ばすため脇腹あたりに彼の手が触れる。

ぴくっと思わず体が反応してしまう。

「ごめんね、くすぐったかったかな?でもここよく伸ばさないと」
そう言うと彼の手は優しく私の脇腹のあたりを撫で始めた。

(待って待って、パーソナルジムってこんな感じなの!?)
予想以上に触れ合いが多くてドキドキする。

(絶対顔赤くなってる…なんか期待してるみたいで恥ずかしいよ…)

目をぎゅっとつぶって柔軟体操に集中していると、太ももに手が触れる。
「ひゃっ!」
変な声がでてしまった。
「驚かせちゃった?ごめん、でも足閉じかけてきてたから」
彼の手が太ももをぐっと外側に広げようとする。
彼の前で大開脚状態になっていることに気づき、頬が紅潮してしまう。

「なんか、顔赤いね?暑いかな?」
「いえっ、大丈夫ですっ…」

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