イケメン幼なじみに乳首だけでイカされちゃう!こんなに上手いなんて聞いてないっ

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イケメン幼なじみに乳首だけでイカされちゃう!こんなに上手いなんて聞いてないっ (ページ 1)

「美佐…、もう怖がらないで」

耳元で貴彦にやさしくささやかれ、私は自分の体がカッと熱くなるのがわかった。

貴彦はただの幼なじみ。

私とは性別が違うし、いくらイケメンに成長したとはいえ、今まで貴彦を異性として意識したことなんてなかったのに…。

そんな相手に体を熱くしてしまったなんて、なんだか…くやしい。

私は、さっきから私を抱きしめている貴彦に向かって言った。

「私、もう大丈夫、怖がってなんてないよ。だから抱きしめてくれなくても平気だからっ」

幼なじみ同士といっても私たちは成人済みの男女だ。

恋人でもないのに私が彼に抱きしめれているのには、ちゃんとわけがあった。

だいぶ昔に、貴彦に借りたCDが私の部屋からひょっこり出てきて…返したとばかり思ってた私は急いで貴彦に連絡して、彼の家にやってきた。というのが、そもそもの発端。

無事CDを返せたと思ったのも束の間、今日の天気予報は大幅にハズれ、外は雷雨になってしまった。

昔から雷が大の苦手な私。

立ち尽くして震える私を貴彦はそっと抱きしめてくれた。

ここは貴彦の部屋で、そもそもこの家に今いるのは私たちだけ。貴彦以外の家族は旅行中らしい。

何度か鳴った雷がようやく止んでくれて、ようやく私は我に返ったところ。

雷への恐怖心も貴彦のおかげで消えていた。

…だけど…。

私はちゃんと『もう大丈夫だから』と貴彦に伝えたのに、彼は私を両腕で抱きしめたまま。

子どものころはだいたい同じくらいの背の高さだった私たちだけど、今の貴彦は長身。私の顔、貴彦の胸にあたったまま!

布ごしに感じる貴彦の胸は硬く筋肉質で、体温も伝わってくる…。

何なの、このシチュエーション!やたらとテレるんですけど!?

「ねえ、貴彦ってば!」

さっきより語気を強めて言ってみる。

ようやく貴彦は口を開いた。

甘い低音が私の耳をくすぐる。

「…美佐って、ずっと抱きしめていたくなるカラダしてるのな。すごく、やわらかい…」

「えっ!?ちょ、ちょっと、からかわないでよ…腕、ほどいて…。今日の貴彦、なんかいつもと違う…」

「そう?」

言いながら貴彦は私を解放してくれた。でも…。

「美佐だって、いつもと違って顔、真っ赤だよ」

貴彦の厚い胸板から自由になれたのも束の間。今度は顔をのぞきこまれてしまう。

鏡でみたわけじゃないけど、体がこんなに熱くなってしまったんだ。

そりゃ、顔も赤面してるよね、やっぱり。

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