大学の講師の私、生徒の言いなりになっています…資料室での秘め事
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大学の講師の私、生徒の言いなりになっています…資料室での秘め事 (ページ 1)
念願の、大学の講師になって3年。
毎日生徒たちの成長を見ることができて、やりがいのある仕事だなぁとつくづく思う。
生徒たちは、大学で経済学を教える私を、優しくて相談しやすい親しみのある先生と思ってくれているようだ。
あるひとりの生徒を除いては…。
*****
授業を終えて職員室に戻ると、一件のメッセージが届いていた。
「翔:いつものとこ来て」
心臓がどきっとする。
次は授業がないので自分の仕事をする時間だが、呼ばれてしまったら行くしかない。
まわりをきょろっと見回し、職員室をでて、ある場所へ向かった。
*****
普段はあまり使われていない、資料室に着くと、中には長めの黒髪がさらりと顔にかかり、端正な顔つきをした男子生徒がいた。これがメッセージの送り主、翔だ。
数え切れないほどの本や資料が積み重なる部屋の中で彼は椅子に腰掛け、窓から外を眺めていた。
ドアを開ける音に気付き、こちらを振り返るとにこっと笑い
「きたきた、めっちゃ待ったよ」
「ごめん、授業してたから…」
「わかってる 次が授業ないこともわかってるからね」
そういうと彼は立ち上がってドアのところに立っている私のところにやってきた。
ドアに手をつき、ドアと彼に挟まれた私は胸がどきどきと音を立てていることに気付き顔が赤くなる。
かちゃっと音がした瞬間、私の唇に彼の唇が重なった。
彼がドアに鍵を閉めたのだということを頭の隅で考えてはいたが、唇を押し分けてはいってくる彼の舌が私の舌を絡めとり卑猥な音をたてるのでそれどころではなくなる。
ぴちゃっ、くちゅ
「んんっ、ふぅっ」
激しく貪りついてくる彼についていくのが必死で息もできない。
彼の手は私の胸をまさぐっている。
「んんっ、翔くんっ…、待って…」
「なに?待たないよ?菜美先生に俺に逆らう資格ある?」
ようやく口を離した彼は、私の両手を上にあげドアに押しつけ身動きをとれなくした。
私は翔くんには逆らえない。
「学校で一人でオナニーしちゃう変態な先生ってことがバレてもいいの?」
「やっ、だめ…です…」
欲求不満になりすぎて、ついこの資料室で自分を慰めていたところを彼に見られてしまった私は、その日から彼の前でだけは、「優しい先生」ではなく、「奴隷」なのだ。
「ほら、もうぐちゃぐちゃになってるんでしょ?パンツ脱いでみせてみ」
ドアの前の私を置き去りにし、近くにあった椅子に座った彼は、妖しい目つきでこちらをみてくる。
「はい…」
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