久しぶりの相瀬を楽しむ社長とその婚約者の私。いじわるな言葉責めと愛撫に、身も心もトロトロに溶かされる。 (ページ 4)
「あん…喋りながらっ…動かない、でぇ…っ」
何度も突き上げながら話すヒュウガに、アリスはされるがまま揺さぶられ続ける。
体位のせいで何度も最奥を突かれ、頭の中が真っ白になっていくアリス。
絶頂が近くなり、足先をギュッと丸め、その時を待つ。
まさにイキそうというときに、ヒュウガは深く口づけてきた。
「んんっ…っ…んっ…んふぅぅ…」
別の生き物のように口の中をうごめくヒュウガの舌に何度も絡めとられ、背中をゾクゾクとしたものが走り抜ける。
「んんんんんんぅぅぅっ…!」
キスされたままイカされたアリスは、その喘ぎ声さえもヒュウガによって抑えられた。
膣内が痙攣する中でヒュウガの剛直をキュウキュウ締め付けると、ヒュウガも自身の欲に従って律動を続ける。
口づけはそのままに揺さぶっていると、アリスは爪を立てるようにヒュウガの背中にしがみつく。
どうやら、先ほどイッたばかりなのに、もうイキそうになってしまっているようだ。
どんどん乱れていくアリスを、ヒュウガは愛おしそうに眺める。
「んむっ…んっんっ…イク…イッちゃうぅぅ…っ」
「次はっ…一緒にイこう」
僅かに唇が離れると、アリスは恥かしげもなく卑猥な言葉を紡ぐ。
そんなアリスの口を再び塞ぐように口づけ、激しく腰を振る。
「んんんんーーっ!んふっ…んんんぅぅっーー!!」
くぐもったアリスの喘ぎ声と共に、ヒュウガの体はぶるりと震えた。
熱い白濁をアリスのナカに注ぎ、ゆっくりとヒュウガはアリスを口づけから解放した。
乱れたふたりの呼吸が静かな部屋に異様に響く。
この短時間で2回も達したアリスは、落ちないようにヒュウガにしがみついた。
火照った顔でヒュウガを見上げると、再び欲情したらしいヒュウガが、そっとアリスの鼻先に自身の鼻先を擦り付ける。
「どう?人生初の駅弁は?」
「よ…よかったけど…。やっぱり普通の方が私はいい…かな…」
「じゃあ次は、シャワーでも浴びながらどうだ?そのあとはベッドでじっくりシてあげるからさ」
「え!?いや、私は普通に…」
「よし!じゃあバスルームに行こう。隅々まで洗いながらイジメてやるからな」
「やっ!待って!本当に待って!」
駅弁の体勢のままアリス抱え直したヒュウガは、悠々と部屋の中へと歩みを進める。
極上のホテルで、極上のひとときを。
ふたりの熱くて甘ったるい夜は、まだまだこれから――。
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