二週間ぶりに二人きりになった秘密の恋人が、我慢できないとオフィスで激しく求めて来て…。 (ページ 2)
「だめですってば…っ」
カチカチに勃起したペニスが、後ろから膣口を分け入ってくる。
「んんんっ…!」
カリの張った太くて硬い熱いかたまりを、私の身体は求めていたようにズブズブと飲み込んだ。
「ひ、人が来たらっ、大変っ、です…!」
「良すぎてすぐ終わっちゃうよ、大丈夫」
正志さんは、私を自分の太ももに座らせるようにしながら、後ろから左手で私の乳房を包んだ。そして、乳首を刺激しつつ、右手を前へ回してきて、クリトリスを指でしごくようにしてくる。
「あぁ…!」
私は、椅子に必死でしがみ付く。乳首とクリトリス、そして膣の奥の気持ちいい所をいっぺんに刺激されて、腰が砕けそうだった。
「やぁっ、声、出ちゃう、とまらなっ…、だめ、ぜんぶいっしょ、だめ、正志さ…ぁん、いく、いっちゃうぅ…」
「友紀…可愛いけどっ、本当に誰か来ちゃうから、声抑えてね…?」
そんな風に言うくせに、正志さんの腰は容赦なく私の身体の中をかき回した。
「あッ、ンっ! アッ! やだっ、も、イくッ、んうぅ…!!」
身体が自分の意思とは関係なく跳ねて、正志さんのペニスをぎゅうぎゅうと締め付けるのがわかる。
「友紀…っ、出すよ…っ」
「あっ…正志さんっ、中…中だめ…っ!」
「ごめん…っ!」
私の中で、正志さんの熱が弾けるのを感じた途端、身体中がビリビリと電気が走った。
「…友紀、今のでイッた?」
見えなくてもわかるほどニヤついた声で聞かれて、恥ずかしくて身体がカッと熱くなる。
「ダメって、言ったのに…」
「ごめん…でもね、ちゃんとゴム着けてるよ」
正志さんのペニスが私の身体から抜けていく。そして、ぴちっと音がした。
「うわ、めっちゃ出た…。ほらね、ちゃんとゴム着けてたんだよ」
口を縛ったコンドームを見せながら、正志さんは笑った。私が快感に気を取られている間に、きちんと着けてくれていたことに、驚くと同時にホッとした。
「びっくりしました! いろんな意味で! もう、絶対次はないですからね!!」
「えー。友紀だってメチャクチャ感じてたのになあ」
「そういう問題じゃありませんっ…! もう!」
私は正志さんの視線から身体を隠せるように、今までしがみ付いていた椅子を動かして、見えないようにしながら身支度を整えた。
「…気持ち良かったのは、オフィスでしたからじゃなくて、正志さんとしたからです」
私がそう言うと、正志さんは嬉しそうにニコッと笑った。
「今度は、ちゃんとベッドで抱いてください。その方が、ずっと気持ちいいですから」
「じゃあさっそく、今日は家においで」
魅力的なお誘いに、
「今のより、もっともっと良くしてくださいね」
と返した。
明日は休みだし、もっと激しく愛してもらえるのかもしれない…と、私は期待に胸を躍らせた。
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