意地悪しないで…絶妙な愛撫に蜜が溢れてとまらない!聞かれたくないのに声がでちゃう (ページ 2)

「…ふぁ、孝司…」

今のは小さな声だから、この部屋以外では聞こえなかったはず。

それにしても私、声がでちゃうの早すぎ!

私ってば、孝司にキスされるのが本当にすきなんだなと実感した、数秒後。

「…ひゃっ、孝司!」

軽いキスをくりかえしていた孝司の唇が、私の右の乳首にふれた途端、彼は舌を使いはじめた。

上唇と下唇で乳首をはさみ、舌の先でチロチロ、チロチロと舐めてくる。

「…ふぁっ、…ぁ、んっ!」

強い刺激に私の体が大きくゆれた。

ズクンッと下半身が疼くと同時に、ふれられていない左の乳首までが、ツンと立ちあがる。

(私、普段より敏感になってる…?)

顔をあげた孝司が艶っぽい目つきで私をみつめていて、よけいにあせる。

孝司は、なんだか面白いことを発見したって雰囲気で楽しそう。

「知らなかったよ。莉穂って、他人に聞かれてると思うと興奮するタイプだったんだな」

「違うからっ」

「ふうん…。そう?」

孝司は私の下半身に手をのばし、私の割れ目を指でなぞりあげた。

「…っ!孝司」

さっきの愛撫で、すっかり感じやすくなってるその箇所が、自分でも驚くほど、ピクピクしてる。

認めるのは恥ずかしいけど…私の体が孝司に抱かれたがっているという、たしかな『あかし』だ。

エッチの最中の声が隣に聞こえてしまったらどうしようって思う感情よりも強く…私の体は孝司を求めている。

私は負けを認めるように言った。

「…べつに他の人に聞かれてるかもと思って興奮してるわけじゃないからね。…孝司が私のこと気持ちよくするから…すごくエッチしたい気持ちになっちゃっただけなんだから…」

孝司は少しだけ意外そうな、だけどうれしげな表情で言った。

「初めてだな、莉穂から『エッチしたい』なんて言ってくれたの」

そうだったっけ?

あ、言われてみれば自分からエッチしたいなんて口にしたことなかったかも。

孝司は私からエッチしたいって言われるとうれしくなるのだとわかると、私の体はますます熱くなっていった。

「入れるよ、莉穂の中」

大きく脚を開かされ、あらわになったアソコをじっとみつめられてから、孝司のアレが私の入口に押しあてられる。

「っん、…孝司」

硬く、そそりたったモノが私の内部に侵入してきた。

苦しいほどの圧迫感に、抑えていた声がついつい大きくなってしまう。

「ああぁ…っ!孝司、孝司…!」

「…莉穂の中、いつもより締めつけてくる…」

「だって、気持ちよくて…はぁ…あっ」

「俺も、気持ち…いいよ」

かすれた声でささやきながら、腰を動かしはじめる孝司。

彼に揺らされながら、私はあることに気づく。

(…あれっ?孝司のアレ、先週彼の部屋でエッチしたときほどは、私の奥に届いていない。なんで…)

孝司なら私をもっと彼でいっぱいにしてくれることが可能なのに。

私が孝司を求めているのに。

(あ!孝司はわざと、私に途中までしか与えず、おあずけ状態にしてジラしてるんだ)

彼の意地悪な手に、まんまとひっかかってしまった自分をはがゆく感じながらも、私のアソコはヒクつき、孝司が足りないと訴える。

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