新婚旅行の夜、いつも以上に欲しくなって騎乗位に。なのに、力が入らなくて結局ダンナの上で踊らされる私。 (ページ 2)

 胸を吸われてはあえぎ声をこぼし、太ももを撫でられては身体が震えた。

 秀平の唇が名残惜しそうに乳首を離れていく。

 下へ移動していき、ちょうど麻由美の心臓があるあたりで止まるとチュッとキスをした。

 とたん、ビクビクッと反応してしまう麻由美。

「は、あん」

 それは奇妙な興奮だった。

 秀平にすべてを捧げるような、秀平からすべての愛を捧げられたような、そんな不思議なときめきのような感覚。

 それから彼の唇はヘソをなぞり、秘部へせまる。

 これから与えられるだろう快楽の予感に、麻由美の下腹部は疼いた。

 猫カフェ事件以来、距離の縮まった彼とはデートを重ねるごとに親密になった。

 キスをしたことも体を求め合ったこともあった。

 けれど、今夜ほど強く彼を欲しいと思ったことはあっただろうか。

 これが新婚旅行の不思議な力だろうかと麻由美は考えた。

 秀平の手に脚を開かれる。

 触れられてもいないのに、秘部はすでに濡れ始めている。

 吸い寄せられるように彼の唇が触れた。

 チュッと音を立てて吸いつかれ、指で秘裂を開かれる。

 入り込んだ舌で硬くなった女芯をなめられた。

「ん、あ、あんっ」

 ゾクッとくる快感に全身が震えた。

 秘部が愛液でトロトロになるまで、秀平に女芯を責められた。

「あ、んぅ、んん……ッ」

 けれど、絶頂を迎えるまでにはいたらない。イケそうでイケない。

 もどかしくなった麻由美の腰は、イキたいとねだるようにいやらしくくねった。

 つぷ、と秀平の指が入り込んでくる。

 濡れそぼった秘裂はすんなりと指の侵入を許した。

「麻由美、わかるか。きみのここが指に吸いついて離れない」

「そんなこと、言われても……っ」

 麻由美は挿し込まれた指のカタチがわかるくらいに感じていた。

 さらに奥をまさぐられる。

「んっ、くぅ」

 秀平の指が動くたびに、クチュ、ニチャと恥ずかしい水音がした。

 でも、まだイケない。まるでいじわるをされているようだ。

 たまらず麻由美は欲望を言葉にした。

「挿れて……お願い……ほしいの」

 直後、指以上に太く熱い杭が秘裂を割って麻由美を貫いた。

「ひゃっ、あ、あぅ」

「はじめておねだりされた……」

 やばいな、という秀平のつぶやきが聞こえた。

 しかし、膣内をみっちりふさがれた麻由美はそれどころではなかった。

 身体の芯から快感への欲求があふれてやまず、もっと彼を感じたくて腰が勝手に揺れてしまっていた。

 むき出しになった女芯を軽く押されただけで、麻由美は甲高くあえぎ身体をくねらせる。

「今日は、自分で動きたい気分?」

「そうじゃないの。どうしてこんなふうなのか、私にもわからないの……っ」

「そう。とりあえず、自分でやってみようか」

 チュポ、と肉棒が抜かれる感触にも感じてしまう麻由美。

 彼女は秀平に引き起こされると、寝そべった彼の上に乗るように導かれた。

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