彼が豹変…。嫉妬心と独占欲に満ちた激しい愛の情事。 (ページ 3)
いつもは2人向き合って、体を重ねてきた。
指を絡め合い、飽きる程のキスを繰り返しながら…。
こんなにも一方的に、背後から強引に犯すような行為は初めてだったが…。
始めは嫌がっていた沙綾も、気付けば快感の波にただ溺れていた。
より深い快楽を与えようと、より深くまで、激しい律動を繰り返した。
『あたし、もう…だめぇッ、イっちゃう、ぁああぁ、』
律動に合わせて愛蜜が飛び散り、互いの呼吸が激しく乱れる。
甘い声と共に、沙綾は小さな身体を小刻みに震わせ、絶頂を迎えた。
同時にナカの収縮も激しくなり、蓮のモノを絶頂に導くように熱く締め付けた。
「俺も…イくッ…」
最奥に熱い欲をぶちまけた。
最後の一滴まで、残すことなく注ぎ尽くす。
たちまち沙綾の中は蓮の大量の欲で満たされてゆく。
愛液と白濁の液が混ざり合って溢れ出した。
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『…で、何を怒ってるのか教えてほしい。』
「何ってお前、浮気してんだろ?」
『はぁ!?浮気なんてするわけないじゃん!』
「じゃあアレなんだよ。」
蓮が指を指す先は、
ベランダに干してある男性用のパンツ。
『あれ違うよ!最近この近所で下着泥棒の被害が多発してるって聞いて…女の一人暮らしって思われないようにしてるの!ごめんね、勘違いさせちゃって…』
「…じゃあ俺、勘違いで沙綾の事あんな無茶苦茶にしたって事…?」
『そうなるね。』
「ごめん!ほんっとにごめん!」
『いいよ。許してあげる。なんなら今日、、』
(いつもの倍くらい、気持ち良かったし。)
蓮の耳元で囁く沙綾。
沙綾の言葉を聞いた蓮は一瞬驚いたが、愛しい彼女の言葉に蓮はホッと胸を撫で下ろし、唇に柔らかなキスを落とした。
『どこにも行かないから、信じてね。』
「愛してる、沙綾…。」
強く、優しく、そして甘く、ギュッと抱きしめながら、口付けの雨を降らす。
誤解が招いた今日の出来事は、2人の愛をより深いものにした。
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