お酒に酔った彼女が艶っぽくえっちに誘って来るから… (ページ 8)
そのあと間もなく俺も達して、やりすぎたか、なんて若干反省しつつも楔を抜く。
こんなに激しくしたのなんて久しぶりで、況してや煽られるがまま誘いに乗ってしまうなんて。
まぁ、気持ちよくなって貰えたなら満足だが。
「あー…。」
俺を咥えこんでいたそこからは白いものがどろりと溢れていた。
―完全にやりすぎだ。
挑発されてからって大人げない。
今まで長い付き合いだが、こんなことは初めてだろう。
とりあえず眠りに落ちた絢からその液体を拭って、適当に服を着せる。
抱き上げてベッドまで運んで、俺も隣に寝転んで、宝物に触れるかのように優しく髪に触れる。
「ん、」
動かされたことに一瞬目が覚めたのか絢は重たそうにわずかに瞼をあけて俺の方へと手を伸ばす。
その手はまた俺を探しているのだとすぐにわかったから、小さな手を掴んで包み込むように抱きしめてやる。
徐々に意識が鮮明になってきたらしく俺の胸元に顔をうずめて何かぽつりと零す。
「なんだ。」
「なんでも。」
「なんだよ、それ。」
しばらくしても返事がないと思えばもう彼女は寝てしまっていた。
あまりの早さに呆れつつ、幸せそうに眠る寝顔を見つめる。
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