海外赴任が決まった先輩と心に残る思い出セックス (ページ 4)

 ブラウスが、ショーツが、次々にはぎとられていく。もう恥ずかしいという考えすら浮かんでこない。

 膝に彼の手がかかり、大きく脚を開かされる。濡れそぼる秘花がさらけ出された。

 そこに、和臣はためらいもせず唇を押し当てた。

「あっ! あ、や、そ、そこは……っ!」

 もっとも感じやすい秘密の部分を、熱く濡れた舌先が這う。濡れてなめらかな粘膜をなぞり、その奥の小さな突起を優しく転がし、吸い上げる。

「ん、んぁ、あ、……ああっ、や、やめ、あ……ああんっ!」

 もう声を抑えることもできない。たちまち、快楽の頂点へ押し上げられていく。

 そして熱くそそり立つものが、エクスタシーの余韻にわななく晴香の中へ、一気にねじ込まれた。

「あっ、あ、あーっ!」

 細く高い声がほとばしった。

 和臣はいったん動きをとめた。

「大丈夫か?」

 晴香の髪を撫で、耳元でそっとささやく。

「……平気」

 晴香は小さく、うなずいてみせた。

 ――だから、もっと。

 あなたの望むとおりに、して。

 こめかみに、目元に、優しくついばむようなキスが繰り返された。

「きみが、好きだ」

 ――そんなこと、言わないで。

 思わず、そう言ってしまいそうになる。

 明日からは、もう会うこともないのに。……会えないのに。

 そのことが、何倍も何十倍も悲しくつらくなってしまう。

 そして、激しい律動が襲ってきた。

「あぁ、や、あ、……あああっ! だ、だめ、ああっ!」

 晴香は身をよじった。

「そん、な、あっ! だめ、こんなの、だ、あ……あっ、そ、そこ、だめっ!」

 和臣は容赦なく晴香を突き上げた。たけだけしく張りつめたものが、濡れそぼるやわらかな果肉をえぐり、押しつぶす。小さな入り口をこじ開け、奥へ奥へと突き上げてくる。

「あっ! あ、だめ、だめ……、ふ、深いぃっ!」

 かすれた悲鳴があがった。

 体の一番奥に、彼の熱い欲望が突き当たる。そのたびに、おなかの奥から身体中に火花が飛び散る。

「ああ、あ……い、いいっ! そこ、いい、だめえぇっ」

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