深夜残業の仮眠中に体を触ってきたのは草食系男子の部下。油断した末の想定外の秘め事。 (ページ 3)
「こうするんですよ」
そうして誠は優しく彼の熱くなったものを志保の入り口に突き刺した。
ずぶずぶという感触と同時に、志保の締まった体の中に誠の一部が侵入し、志保は耐え切れずに声を上げた。
「ああっ、あああ…いやあ、誠くん…」
「嫌じゃなくていいんでしょう?嘘をつかないでくださいよ」
誠は最後までペニスを突っ込み、しばらくグリグリと回してみると、志保は声にならない声を上げて、快楽に腰を震わせていた。
「そこっ、だめぇ…あああっ」
そしてペニスを抜けないところまで引き抜き、そしてまた思い切り突く。
その度に志保が叫ぶ。
それを何度か繰り返していると志保がついに泣きながら根を上げた。
「誠くんっ、ごめんなさい。あなたは意気地なしなんかじゃないわ…ああっもうダメになりそう、もういかせて!お願い!!」
誠は志保に覆い被さり、さらに密着して腰を深く志保に突き立てる。
悲鳴をあげる志保に、誠は胸を弄りながらそっと耳元で優しく囁いた。
「志保さん、ダメですよ。まだまだこんなもんじゃない。何度もイッてもらいますよ。志保さんには気持ちよくなってほしいから」
誠は密着した状態で何度も腰を打ちつけた。
肌と肌が当たる音に志保の喘ぎ声が重なる。
そして志保の締まりを強く感じた。
「ああんっだめぇ、もういっちゃう、いっちゃう…!!!」
志保は体を痙攣させた後、グッタリとしてしまった。
大きく息をしているが、まだ快楽の波が収まらないのか、余韻に喘いでいる。
「志保さん…?」
誠は繋がったまま志保の顔を覗き込む。
暗がりの中、彼が少し微笑んだようにみえた。
そして首筋にありったけのキスをすると、こう言った。
「志保さん…僕はまだいってもいないんです。次行きますよ。ちゃんとついてきてくださいね」
志保は絶望と期待が織り混ざった心持ちになったが、誠はすぐに第二ラウンドに入ってしまったため、気持ちを整理するまもなく、喘ぎ始めた。
一度絶頂を迎えた体は敏感がよすぎて、ペニスが少し動いた摩擦だけでイク感覚になる。
彼らは床に転げ落ち、正常位で誠が志保を攻め立てる。
ぐちゃぐちゃという淫乱な音と志保の喘ぎ声が部屋に響き渡る。
誠はスピードを変えながら、志保の一番奥を何度も何度も突きまわした。
「誠君っ…ああっまたいく…あああ、いく…いっちゃう…!!!」
最後の声は言葉にならず、志保は誠を四肢で思い切り抱きしめた。
「志保さん、俺もいきますよっ…」
誠はさらにスピードを上げ、ついにその欲望が志保の中で爆発した。
その後二人は汗だくで床に転がったまま、キスを繰り返していた。
*****
「誠くんっ後1時間で仕上げるのよ!それ…違うじゃない!何やってんの!」
「す、すみません…」
誠が志保に叱責されながら、ディスプレイにかじりつき、キーボードを叩く。
朝6時、もうしばらくすると初めの社員が出社してくる。
このままだと、一体今まで何をやっていたんだと言われてしまう。
「俺…今日この納品が終わったら早退していいですか…」
「どうぞっ、これが終わればねっ!」
イライライした声で志保が返す。
「私も帰るわ。こんなんじゃ体が一日もたないもの…」
そして深夜の誠との出来事を思い出してしまった。
「じゃあ一緒に早退しましょうよ」
そう言う誠の方を見ると、あの意地悪そうな目を向けている。
志保はまだまだ続きそうなこの関係を考えると、体が疼いた。
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