二人きりの車の中で先輩にいじわるをされて、恥ずかしいぐらいに感じてしまう私 (ページ 3)

西崎先輩は頷くと車をすばやく旅館の駐車場に停め、すぐさまチェックインを済ませると、ふらつく私の身体を支えながら部屋へと足を進めた。

部屋に入るなり、私は西崎先輩に思いきり抱き着き、唇を押し付ける。

すでに身体は限界で、西崎先輩に支えてもらわなければ立てない状態で…。

「んんッ…ふ…っ」

お互い貪るように舌を絡め、濃厚なキスを繰り返す。

舌を強く吸われると、膝から崩れ落ちそうなくらいに頭の中がくらくらした。

「先輩っ…早くぅ…ッ」

唇を離すと、私は服を脱ぎ捨て、縋るような目で西崎先輩を見つめた。

やっぱり思った通り、奈々葉はエロいな…と西崎先輩は私の耳元で呟き、

「なァ奈々葉…そんなに早く入れて欲しいのか……なら、そこに手ェつけよ」

そう言って敷かれた布団の上に四つん這いにさせて、私のお尻を思い切り強く掴んだ。

途端、きゅうっと私の膣口が締まった。

その様子が西崎先輩からは丸見えだろうと思うと、膣口がひくついてしまう…。

「あァっ…早く…早く来て…ッ」

「そんな急かさなくても入れてやるよ…ッ」

すでに勃起したモノをズボンから取り出すと、私の蜜壷にあてがい、西崎先輩は勢いよく私の中に突き立てて…。

「っああァッ…あ…あァんっ…」

身体中が待ちわびていたかのように全身に電気が走る。

私の中はすでにぐちょぐちょに濡れており、たやすく西崎先輩のモノを受け入れると間髪いれずにそれを締めつけた。

「ッ…」

「ひあァっ…あッ…んああっ…」

自然と締まってしまう私の中で西崎先輩は苦しそうに小さく呻く。

そして私の腰を掴み、始めから激しく私の蜜壷を突いてくる。

「あァっ…はあんッ…あぅっ…」

力を込めて激しく揺さぶる西崎先輩に合わせて、私も自然と腰が動いてしまう。

その度に私の中からはいやらしい愛液が溢れ出し、飛び散るように布団に染みを作った。

「あァんっ…も…駄目ッ…イクっ…イクぅッッ」

「ちょッ…待っ…うァっ…」

西崎先輩を待たずに絶頂を迎えてしまい、後を追うように私の中に熱い液体が放たれた。

「はァ…はあ…ッ」

力が抜けてしまった私は布団の上に崩れ、その上に西崎先輩が被さる形でしばらく私達は乱れる呼吸を整えることに専念した。

「………」

しばらくの沈黙が流れ、普段仕事場で顔を合わせる西崎先輩と思いがけず関係を持ってしまったと我に返る。

これから…否、今からどんな顔をして西崎先輩を見ればいいのかと数秒の間、動かない頭で必死に悩む。

だけど、私の口からは自分でも驚くような言葉が紡ぎ出された。

「西崎、先輩…まだ…まだ足りない…です」

「…え」

旅館に来るまでに散々焦らされた私は当然1回で満たされるはずもなく、恥ずかしながらも再び疼きはじめた蜜壷を慰めてほしい、と続きをねだった。

「…駄目、ですか…」

「当たり前だろ、俺も…こんなモンじゃ終わらないってな」

にィと笑うと、西崎先輩は私を自分の方に向かせ、再び長いキスをした。

今後のことはまた落ち着いてから考えればいい…。

「さァて……何度でもイかせてやるよ…」

今はただ、目の前の快感を受け入れるだけ…。

-FIN-

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