ウサギの耳に興奮したクラスメイトに見つめられて…感じ過ぎちゃう本能エッチ (ページ 2)

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「…っおい、」

「………」

「おい、明菜」

「………んぅ、」

「おいってば!」

「…へっ?!」

耳元で聞こえた大声に反応して飛び起きる。

目の前にいたのは、近所に住んでいるクラスメイトの翔だった。

クラスの男子の中では結構仲が良い方。

翔は飛び起きた私を見て、驚愕の顔をしている。

覚醒しない脳みそでその理由を考えて、途端に血の気が引く。

「なんであんたがいるの?!」

「おまえそんな趣味があったのか…」

「ち、違うっ!!朝起きたら生えてたの!」

「はぁ?んな訳ねーだろ」

翔が私に生えた耳をおもむろに掴むと、グイッと引っ張る。

「いったーーーい!!このバカ!!」

「なんでこれ取れねぇの?!」

「だから生えてるんだよ!」

「……スゲェ」

翔は保護者会のプリントを届けに来て、お母さんに上がって行けと無理矢理引っ張り込まれたらしい。

上げた本人は買い物に行くって自分勝手過ぎる。

なんて最悪なタイミングなんだ…。

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